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内容説明
危機に瀕した頼朝が庇護をもとめた、伊豆の豪族・北条氏。そこでであった政子は、戦い、血、そして男を激烈に嫌悪する女だった。彼女の凍り付いた心に、頼朝はいかに飛び込んだのか。一方、鞍馬山に上った牛若のもとには、心を交わしつつも離された、清盛の娘・徳子が、政略のために入内するという噂が届く。激情の牛若、いかに動くか? そして、牛若の命運に深く関わる「あの男」もついに登場!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
10
平清盛、その娘である徳子、源頼朝に牛若と来て、第4巻では北条政子が登場する。歴史上の人物でありながらも、『ZIPANG』に出てくる人物は誰もが活き活きとしている。歴史という枠に縛られず、その個性を存分に発揮し、一人の人間として言葉を発し、行動する。政子を前に号泣する頼朝、その熱情が、歴史上の人物である前に、一人の人間としての頼朝を読者に感じさせるのだ。2014/02/08
笠
4
3.5 義経と清盛の娘、徳子がまるでロミオとジュリエットのようなラブロマンスを展開する一方で、頼朝は政子を泣き落としで引き止めるw 幼児のように泣きじゃくって地を叩く頼朝を見て、「可愛い方ね」「はい」…って、そうなのか!?純粋な愛情表現というよりは、政子の強すぎる母性に訴えかける頼朝の計算づくの行動だったような気もする。弁慶が平家の刺客として登場するが、有名な三条大橋だかどこかで刀狩りをやってるところに出会うみたいな話はやらないのだろうか。2023/06/04
Hiroki Nishizumi
3
狼も舞台を盛り上げる2019/10/11
きーさん
2
どの人物も一筋縄でいかない部分がちゃんと描かれていて、チョイ役のような家来にも心が伝わるシーンがあって心にしみる。メインの人物ではないが、名門の御曹司らしく、武士らしく戦場で義経と決着をつけようとする知盛の魅力と裏腹の甘さの両面がうまく描かれていて面白かった。普段は本音を見せない頼朝が、政子の出家を号泣して引き留めるシーン……ほんとはいいところなんだけど、「世の中を変えたくて、ウワァ~o(T□T)o」のあの会見がフラッシュバックしてしまって…読んだタイミングが悪かった(TT)2014/07/31
getsuki
1
頼朝は北条政子をどう口説き落とすのか……って、それは予想と違っていましたが、婚礼の盃に細工するとかいちいちやることが常識を超えていて政子すげぇ!と。一方、徳子が入内と聞いて動きだす牛若。彼がこの局面でどうするのか、頼朝との対比も含めて期待。2013/12/24
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