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内容説明
平清盛(たいらの・きよもり)がこの世を去り、頼朝(よりとも)はかつて認めあった男の死に激しく動揺する。また、その死をきっかけに清盛の妻、時子(ときこ)は源氏との総力戦を命じる。一方、戦が始まらないことにしびれを切らした義経(よしつね)は、徳子(とくこ)を手にすべく京の御所へと忍び込む。どうにか徳子を連れだした義経だったが、徳子のため1000日後の再会を約束し、別れる。その頃、頼朝から源行家を差し出すよう迫られた義仲(よしなか)は拒否し、頼朝と義仲の対立が始まろうとしていた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
10
今巻では、木曽義仲が実に個性的に、そして魅力的に描かれている。「人事を尽くしてなお天命を受け入れず それでこそ戦人……義仲じゃ」。戦の恐さを知っているからこそ、天命なぞ認めぬのだ、義仲は。そんな戦人は、法皇を目の前にしても、大胆に吠える。「官軍とは 賊軍とは何だ!? 強いか弱いかがすべて… 戦に善悪を問うて何になる もっと言えばよ 勝った奴 勝ちそうな奴を官軍だと… あんたらが乗り換えてきた それだけのことだ!」。まるで身も蓋もない。それは、核心を突いているからだ。2015/12/28
sidebell(=^□-□^)ノシ←横鈴
9
奢る平家は久しからずや 木曽義仲に追われて平家はいよいよ滅びの道を突き進むぜ( ̄∀ ̄)b2015/11/01
ウチケン
7
倶利伽羅峠の戦いは痛快ですらあるが、奇策過ぎて戦史の中では異色扱いされ、その戦いの評価すら不運の将を現しているようである。ひよどり越えと桶狭間の戦いと後世の真珠湾攻撃と並び評されてもよい奇襲作戦の筈なのにね。多くの物語で悪漢としての役回りを演じてきたこの戦人をかわぐちかいじは漢として描きつつ、戦の前には恐れ、息子の前では武人としての覚悟を説きつつも、父親の一面ものぞかせる人間味溢れる魅力をもたせている。後白河法皇の御前でみせた気概も所詮は掌の中の駒にすぎないという、真に皇家のフィクサー恐るべし。2015/10/04
Hiroki Nishizumi
4
倶利伽羅峠、夜戦、奇襲、奇策、、、そして京へ入る義仲2019/10/13
笠
3
3.5 木曽義仲が倶利伽羅峠の戦いに勝利し、平家は安徳天皇を伴って後退、義仲は入京。倶利伽羅峠の戦いは火牛の計で有名だが、本作の牛は松明をつけておらず単なる牛の群れだったな。そもそも火牛の計自体が創作だというのが通説らしいが…でもわからんよな、それは。頼朝は何もしてない…ように見える。当然といえば当然なんだけど、ここから平家滅亡まで義経は戦で大活躍だけども、頼朝は鎌倉でひたすら政治なので、画的には何もしてないのと同義。結局清盛も頼朝も、武士じゃなくて政治家だもんな。そりゃ義経や義仲のほうが人気出るわ。2023/06/10
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