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内容説明
壇ノ浦の戦いで、平家軍を破った源氏。義経は、幼い頃から思い続けた徳子との再会を果たす。京へ戻り、再会を喜ぶ二人だったが、幸せな時間は長くは続かなかった。平家の姫である徳子と、源氏の軍神とされた義経がともに生きる道はないのか――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
17
義経と徳子、そして頼朝。一人の女性を巡り、兄弟の絆が揺らぐ。一途に愛を貫く義経と、新たなる政治の場である鎌倉を背負おうとする頼朝。それぞれの義は、正しいからこそ、ぶつかり、互いに引けない。そして、女は女で義と向き合う。徳子と政子の問答は、ぶつかりながらも、相手をリスペクトする不思議なものだ。それは、自分にないものを相手が持っていることを知っているからだ。いやはや、おもしろい!2017/04/09
ウチケン
10
「忖度」である。頼朝も義経も、互いの心を推しはかれなかったものだろうか。とは言え、義経の意を受けた北条時政による「口きき」や「問い合わせ」にもブレない頼朝に私は共感する。大江広元が徳子へ差し向けた刺客も頼朝自身の「事実無根」とせず、我が名においてと返答した覚悟はおそれいる。ここから先、兄弟の諍いと心情をかわぐちかいじがどう描いてくれるのか楽しみである。徳子は静御前と同じ道を辿るのか?はたまた奥州まで連れ添うのか?2017/04/02
またおやぢ
9
ひとりの女人の処遇を巡り頑になる兄と弟。情をとるのか、それとも理あるいは法をとるのか、真っ直ぐで頑固な兄弟に振り回され、不必要な忖度を図り巡らす家来衆の行動もあわれ。悲劇のクライマックスに向けて確執が芽生え、成長していくさまを描いたシリーズ18巻。2017/03/23
笠
3
3.5 平家追討が完了し、戦勝ムード冷めやらぬ鎌倉だが、頼朝と義経の関係が急速に悪化。その原因は義経が徳子を鎌倉に連れ帰ろうとしたことであり、頼朝は威信のために認めることはできない、と。平家の黒幕を実質的に二位の尼として描いたこといい、本作は清盛や頼朝が歴史を動かしているように見せかけて、実は女性が操っているというのが裏テーマなのかな。徳子が白拍子になって生まれ変わるといった描写から徳子=静御前みたいな感じになりそうだけど、だとしたら郷御前の存在はどうなっとるの?義経は徳子と奥州に行くのだろうか。2023/06/15
Hiroki Nishizumi
3
兄弟の相克が始まる。ただ意外に作者は武具に詳しくない。太刀より長いものは長刀でも薙刀でもなく長巻と呼ばれている。2019/10/16
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