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内容説明
刻は昭和。不思議な運命によって巡りあった三人の若者。業はあれど、心に「修羅」を持たぬ現(うつつ)。「修羅」なれど、心臓に欠陥を抱える静流(しずる)。そして「修羅」と戦う事を求める、ケンシン・マエダ。陸奥の里で、束の間の幸せな時間を過ごす彼らの元に、一人の男が戻ってくる。再び激しく動き出す物語、その結末は――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yobata
22
昭和編,完結。陸奥信玄帰還も歳を理由に勝負を断るケンシンだったけど、静流が賭けに上がると現が手を挙げる…。最初で最後,不破を名乗った現とケンシンとの戦いは、壮絶な鬼を宿すケンシンに対し、業で応戦する現と気合いの入った戦いだったね。しかし静流の前で、不破としても最後まで中途半端だった現はケンシンと共にガケの下へ。静流の興味,心配は最後までケンシンの方に向けられたのには現…w修羅を秘めながら心臓が欠陥な静流と業は優れていても修羅を持たない現との子は、最高傑作・九十九を生み,ここから九十九の物語が始まるんだね。2016/04/15
highig
19
( ^ω^) まあ闘う理由はイロイロあるおね。それは受け継がれた遺志であり、強さへの飢えであり、或いは若者らしく惚れた女の為でもいい。魅力的な少女静流と若き日のケンシン・マエダと不破現。三人の短い奇妙な共同生活は終わりを告げる。そう彼女は『陸奥』の娘。強くなければ手に入らない。彼女の笑顔と涙と、その裏にある『強さ』に魅せられた不破現は、鬼の眼を持つケンシン・マエダと死合う。その結果は・・・なんとも爽やかな読後感。これもヒロインである静流のキャラクター性故であろう。昭和編完結!過去が過ぎ行き、現在が始まる。2016/06/01
T.Y.
19
昭和編完結。陸奥真玄の帰還、そして現とケンシン・マエダの対決……恋の鞘当てでのらりくらりとした現がようやく本気になる展開、その実力。『門』で語られたケンシンの台詞「技の衰えた元陸奥に勝つ事に意味はない」の裏の本音も描かれ、重いものを背負った九十九の旅立ちに繋がるラストも救いのあるものに転じて、なかなか良かった。ここで不破の本領を見せつつ本編との整合性を配慮したバトルもなかなか。ケンシンは真面目すぎてどこか主役になりきれない不幸な男、だがそれが味。そして相変わらず陸奥の母は強いね。2016/04/15
arsogit
17
3人の不思議な関係。そして九十九の出生が明らかに。静流さん不思議な魅力がある。面白かった。2020/08/09
nakmas
16
修羅の門につながっていく挿話、 とてもドラマチックだ。 2021/11/28
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