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内容説明
【無料試し読み閲覧期間2024/4/17~2024/4/30】
陸奥出海(むつ・いずみ)の友、坂本龍馬(さかもと・りょうま)の死より数か月。さらなる激動の時代をむかえた日本。新撰組(しんせんぐみ)隊員、沖田総司(おきた・そうし)、土方歳三(ひじかた・としぞう)も、その真っ只中にいた……。沖田総司、土方歳三と陸奥出海の生と死を賭けた“激闘”そして“友情”……。鮮烈時代巨編・修羅の刻(とき)シリーズ!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アルカリオン
11
何度読んでも色あせない。2022/12/01
maito/まいと
9
陸奥出海の章・後半戦。龍馬という大きな存在を失ったが故に、その思いのやり場を求める陸奥と、人生の終わり方を求める沖田・土方との生き様が交錯し、司馬作品か、と思えるほどの熱い叫びがこだまする群像劇へ。剣を振り上げることすらできずに死んだ沖田や、満足に活躍できず行った土方、といった史実は参考にするものの、この作品の中のキャラクターとしてきちんと生ききらせたい、という著者の思いが乗り移ったかのようだ。そして、熱き漢たちの戦いを通じて、己の中に宿る陸奥の血を再確認する出海が雄々しくも切ない。
いおむ
7
既読済みです。2018/10/31
夏目
7
新撰組かっこいいな.2011/06/03
ぺぱごじら
7
強敵でもあった親友を失くし、戦う意味を見失った陸奥。しかし、かつての暗殺事件で押し入った京都の屯所でした約束を思い出し・・・。浪人の寄せ集め「壬生の狼」と揶揄されながら、最後まで幕府軍と行動を共にした『鬼』と、1000年不敗の『修羅』の闘いが始まる。いちいち泣かせどころを作って、ちゃんとそこに嵌るぼくは、随分単純(笑)。2011/01/10