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内容説明
時は江戸。信州で催された御前相撲で1人の若者が繰り出した戦慄の張り手。その才を認められ浦風(うらかぜ)部屋に入門した若者は、四股名を得て土俵に上がる。名を雷電為右衛門(らいでん・ためえもん)。後の世に「無類力士」と称された男の、快進撃の始まりである。だが、その姿を見つめる「鬼」が……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
highig
15
( ^ω^)相手は無類力士 雷電為右衛門。個人的に修羅の刻シリーズで一番好きな物語。雷電という男の一生を一つの物語に昇華した傑作だ。雷電がなぜ力士になり、なぜ闘い、なぜ斃れるのか。それらが無理なくフィクションとして組み立てられ、形になっている。強くなり過ぎた男の願いと強くなれなかった女の想いが最後の闘いにぶつかり合う。出逢い、別れる・・・それが物語だ。人も、願いも、その想いも・・・・・・。笑って逝こう、泣いて見送ろう。本当にそれが本望か?物語を読み終え、表紙の葉月の笑顔を見るとき、それが堪らなく愛おしい。2016/07/03
nakmas
11
死に感情を入れずに見る方が良いのかもしれない。 生きている期間の終わりに当たって、 義務を20年ほども果たしてきた後に、 権利として、その人が望む方法が与えられた。 乾きすぎているか??2021/11/16
北白川にゃんこ
6
すもう!すもう対陸奥というよりは雷電個人の物語か。人を殺せる奴が強いのが修羅世界さ。2022/05/25
ぺぱごじら
6
【再読】最強の大関・雷電為衛門外伝。雷電と戦う陸奥には、ある秘密があった。2011/01/11
iregyura-
5
三代出てくるとは…!!しかもこの絡めっぷりがよく出来てる。私はあの謎はNOだと解釈しています。2011/07/15