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内容説明
「社員が働かない」のか「ベンチがアホ」なのか。上司と部下の間には暗くて深いミゾがある。会社をギスギスとさせ、士気をジワジワと下げてしまうこの「世代のミゾ」はどうすれば解消できるのか。一見、理解不能な若者たちとどう話し合えばいいのか。豊富な対話例をもとに、ケータイ世代の若手とその上司世代、それぞれの想いや背景を考える。そこから、会社に風を通すための知恵が見えてくる。
目次
序章 「社員が働かない」vs.「ベンチがアホ」
第1章 新入社員は「猫型」だった
第2章 若手が見抜く会社の将来
第3章 サラリーマンの迷走、ビジネスマンの幻想
第4章 耳年増な若者のアタマをほぐす
第5章 ケータイ世代の脆さと伸びやかさ
第6章 若手を「認める」ということ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
20
△著者は仕事で新人研修を担当されたということですので、経験に基づく特性や社会全体への分析を期待していましたが、特に目新しい話はありませんでした。2023/12/06
カッパ
20
山本さんが博報堂で新人教育をやってた時に考えたことをまとめている。若手には若手なりの考えがある。しかし、オンリーワン思考だったり社会で生きていくマナーを知らない。相手の立場で考えることが苦手だったりと身につけていってほしいことはある。上司は認めつつ理解してもらいたい気持ちを押し込めて本音で関わることが必要なのかもしれない。2018/07/07
kenyoi
2
何でも無駄なものでも、それについて考えることのできる人間になりたいものです2011/10/26
ハザマー
1
若者の傾向、新人が陥るジレンマや会社に入りこんな筈では なかったと意見、その対処法や研修など面白く読めた。 2015/11/27
nyoppi
1
「・携帯電話ができて、会う人を選択できるようになった。だからこそ自分と遠うタイプの人との接触が減って、知らないタイプの人への「怖い」という感情が生まれる。・何でも検索できるようになったから、予定をたてて、調べてから行動する。ふらっとなにかをするということがない。だから予定が裏切られたときにどう対処していいかわからない。未来は予定通りでないということがわからない。」自分の考え方が、社会環境とリンクしているんだと気づく。違う立場の人の理解はできないけど認めることはできる、を胸に頑張ろう。2015/05/31