アルスラーン戦記（１）

著者名：荒川弘【漫画】/田中芳樹【原作】

講談社（2014/04発売）

• ISBN：9784063950502

内容説明

国が燃えている…。世界はどれだけ広いのか？　強国「パルス」の王子・アルスラーンは、いまだ何者でもなく、ただ好奇心にあふれていた。「頼りない」「気弱」「器量不足」と言われたアルスラーンが14歳になった時、遠国の異教徒がパルスへ侵攻。アルスラーンは初陣の時を迎える。パルス軍の強さは古今無双。この戦もパルスの圧勝に終わると誰もが信じていた……。奈落へと落ちたアルスラーンの運命！　激動の英雄譚、開幕！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[海猫]

これ原作は最初の角川文庫が出た当時に読んだからなんと28年ぶりに漫画として読み直したわけか！当時楽しくは読んでいたものの小説版は第一部完結前に途中放棄、今では私の中で田中芳樹はすっかり嫌い方の作家になってしまった。それでも登場人物や固有名詞は覚えているな。やはりもともとは面白いお話だと思うし漫画としてとても良く出来ている。できうれば原作の嫌味なところは中和した上で続けていただければありがたい。

2014/04/12

[Dー]

3巻がでる前に再読…僕は原作は読んでいないけど…それでもこれは原作が面白いんだという事が読むとわかる。敵、味方問わず魅力的な登場人物達。戦の策。色々な謎。どれもが漫画になったことで魅力倍増してると思う。しかも荒川弘先生が作画で更に好みに…もう最高ですねww巻末の対談によると、すでに荒川先生はエンディングを決めてあるらしいので安心して読める。まだまだ序章っぽいのでこれからが楽しみ。

2015/01/19

[mitei]

ハガレンぽい表紙を見て読んでみた。これは原作がある作品と知って原作も読んでみたい。

2015/12/05

[またおやぢ]

いゃあ～この年になって“やっぱりダリューンが格好エエわぁ～”なんて感嘆するとは思わんかった。しかし、完結していない物語を漫画化するなんて挑戦的な試み…王都奪還ぐらいまを作画する予定なのかしらん。とまれ、この機会に是非とも小説の方も完結して頂きたいものです……って、今回の漫画化はその布石だったら嬉しいですね (´ｰ｀)

2014/04/15

[エンブレムＴ]

独特の歴史をもったファンタジー物語のはじまりの巻だから、説明的なセリフや文章が多いというのもあるんだけれど、荒川さんによって描かれた絵からの情報量の膨大さにも圧倒されました。栄華を誇る王都エクバターナ。その国の王子アルスラーン。サーガの主人公としてはあまりにも線が細く優しい王子が、今後どんな道を歩んでいくのか。原作未読ゆえ「この先はどうなるんだろう？」というワクワクを抱いたままこのコミカライズを楽しめたことを幸せに思います。・・・巻末対談が、ナチュラルにネタバレ満載でしたが（笑）

2014/05/24