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内容説明
矢代稜は名人と謳われた祖父より江戸そばの技術を伝授された男。
自由にそばを打ちたいと店を構えず、車にそば打ち道具を積み、
東へ西へ放浪の日々。今回は会津そばの聖地・山都町の寒晒しそばを
描いた「会津そば――山都編」、老夫婦の思いをそばが繋いだ「そばの花言葉」、さのじと親に捨てられた子供のふれあいを描いた「明後日の汁」他10編の作品を収録。あなたの食欲のみならず、知識欲も満腹にする大人気本格蕎麦コミックの最新作です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
15
「そばの花言葉」がいい。池波正太郎が愛した蕎麦屋「神田まつや」で、そばを食べる夫婦。そばを食べると、昔のことをいろいろと思い出すことに気付く。なるほど、老舗の蕎麦屋には、初めて食べても、いつかどこかで口にしたことのある味のような、そんな懐かしさを覚えさせるのだろう。そういうそばは、きっと深く、優しい味に違いない。2014/11/20
さいたまのたぬき
11
今回は16巻の紹介です。 15巻からの続きで会津のそばについての紹介。 原発事故からみのはなし 神田「まつや」の話 そして蕎麦屋で修行する ちょっと抜けていた青年が ついに修行を終える日の話の3話。 どれもちょっとうるっときてしまいそうな 良いストーリーです。 そのうえおそばに関する 知識もばっちり。 2015/01/07
たっきん
7
最後の話が泣けた~。さのじ、いい奴だぁ!2015/01/27
towerofthesun
6
福島の山都そばの後編、そばの花言葉(懐かしい思い出、喜びも悲しみも、あなたを救う)にちなんだ乳がんの妻の話、さのじとネグレクト少年の話。今回稜ちゃんの出番は少な目だが、いい話が揃っていた。2025/08/06
セルジオ肥前
6
さのじ君ともしばらくはお別れかと思うと少し寂しい。2014/11/30