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内容説明
名人と謳われた祖父より江戸そばの技術を伝授された矢代 稜。今回は、なぜか知人の息子が開店したラーメン屋の面倒を見る事に!?ネットの情報に踊らされる若いスタッフたちに、長年受け継がれてきた江戸そばの出汁取り技術をレクチャーしつつ、鰹節と出汁の知られざる関係と驚くべき事実に迫る!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夜梨@灯れ松明の火
14
将棋の話が秀逸。泣けました。どんな事でも全うすることは大切ですね。蕎麦の達人?なのに、ラーメン屋に行くのがちょっと笑えました。味は違っても、「出汁」の観念は一緒なのでしょう。2012/08/07
剛腕伝説
13
【いちばん長い日】引退を賭けた対局に臨む老棋士と、その棋士に30年間、勝負飯を届けた老蕎麦屋の物語。 【年越し蕎麦】金箔職人が打ち粉にそば粉を使い金箔の裂けを防いだ事から⇒『金が切れない』にあやかって、年越し蕎麦を食べるようになった説が有名だが、その他にも蕎麦はツルツルと噛むから⇒鶴と亀で縁起が良いからという説、飛び散った金粉をそば粉で集めた事から金が集まるにあやかった等々の説があるとか。2022/08/04
takumi
7
将棋名人の話、泣けました!すごくイイ。薀蓄は徐々に少なくなってきている感じが。。。ラーメンの話は要らないかも?2012/09/08
たっきん
6
棋士の話で泣いた。こういう感動ものはいいですね。ラストの話、貧乏話は前にもあったけど、読んでてギューッてなるなぁ。年越しであつもり食べてみたい。2012/07/08
またの名
5
何を血迷ったか超長尺のラーメン編がおっぱじまり、オタクが集まって開いた趣味の延長みたいなラーメン店をソバ職人が鍛え直す御都合が良過ぎな展開に突入。ネタが切れるというより豊富に揃ってはいるソバネタを上手い感じに物語化するためのアイデア作りに難儀してる苦労を作者は告白し、創作の大変さとともに語っても語っても尽きること無き広大無辺なソバの世界を垣間見る。ついには地震が起きてるのに杯を啜るのを止めず「ラーメンに没入してる」オッサンまで現れて、作者の精神がどうかしたのか不安を覚えたけど2011年頃掲載の話だと判明。2024/07/27