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内容説明
シンプルにして奥深い“そば”の世界へようこそ！江戸そばを極めた男が、間違った知識や誤解にあふれた現代のそばを打ち直す！！
ひと仕事を終え、知り合いのそば店に入った稜。そこでは客が“手打ちでなければ、うまいそばは作れない”と主張し、製麺機を使うその店を批判していた。それならと、稜はその客がすすめる店について行く。近所で評判だという手打ち店のそばを一口食べて、稜が発した一言とは…？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
43
私うどん派。歌舞伎の方達が、姿勢よく蕎麦をスルっと飲み込まれるような食べ方が出来ない。藪蕎麦と云うそうだ。そういえば私の付き合いはいつも更科系だな。どちらかと云えばにしんそばや天ぷら蕎麦のようにボリュームのあるのがいい。男性の趣味に蕎麦打ちが流行っていた時、後始末の方もキチンと願いたいと友達がボヤいていた2016/05/04
流言
34
これが描かれた当時はともかく、今となっては珍しくもない蘊蓄グルメマンガといった印象だが、読んでみると充実した内容に楽しんで読むことができた。『もりそば』と『ざるそば』の違いって何？ といった疑問に歴史的視点から回答したり、そばの薬味についてくるネギとわさびの役割は？ という疑問にとかすのもかじるのも使わないのも自由と述べたりと敢えて疑問提起するほどではないけれど説明しろと言われたら困ってしまうような、かゆいところに手が届く蘊蓄が興味深かった。天ぷら蕎麦の天ぷら、衣が厚いのは伊達や酔狂ではなかったんですね。2015/12/12
ジョニーウォーカー
13
本を読んでいてこれほど蕎麦が食べたくなったのは「内田百閒」以来だと思う。世に多くの蕎麦屋がありながら、なかなか旨い店にめぐり会えないように、これまでありそうでなかった“食欲そそる”蕎麦系マンガ。こういう上質なグルメものを読んだ後は、その料理を味わいたいという欲求が極限まで達するためか、意外とどんな店でも満足できるものだ。そういった意味では本書は“究極の調味料”ともいえるわけで、自分にとっては蕎麦によく合う七味や山葵にも匹敵する「もう手放せない」一冊となった。2009/07/25
elkcopoloc
10
Kindle期間限定無料版。そばのグルメ漫画。そばに馴染みがなかったけど、これは食べたくなる。2015/02/14
龍龍龍
9
そばが食べたくなる。2015/02/23
