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内容説明
名人と謳われた祖父より江戸そばの技術を伝授された矢代 稜。今回は、ヤル気をなくした漫画家を鼓舞するため、トマトを使った変わり蕎麦、“赤茄子切り”を作る。そのトマトというのは、漫画家の彼を心配する彼女が、トマト農家である自分の実家から送ってもらったもの…しかし、彼はそんなトマトにトラウマがあり!?さらには、必要以上に有り難がられる“手打ち”と、なぜか悪者にされがちな“機械打ち”という二つ言葉の意味と、その歴史に隠された真実に迫る!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
剛腕伝説
13
【赤茄子切り】トマトを使った変りそば。とても美味しそう。トマトは毎日のように食べてるけど、なんか味が薄くてぼやけたトマトばかり。昔、秋田でもぎたてのトマトを食べたけど、旨かったなぁ。糖度も酸味も今のトマトとは段違い。でも、探せばきっとそんなトマト、あるんだと思うけど、なかなか巡り会えない。2022/08/02
kei@名古屋
7
この大台に乗る巻でこの内容か、、、題材はともかく連載に追われている感を感じてしまう。週刊でも隔週だとしても、そのスパンでアイディアが出ないなら媒体を変えた方がもっと面白くなるに違いない。この一冊は正直人には進めないが、次も買ってしまうのだろう2012/11/04
ぐうぐう
5
「機械仕掛けの手打ちそば」とは、なんとも矛盾したサブタイトルだ。しかしそれが、なんら矛盾していないことを、山本おさむは歴史を紐解くことで明かしていく。機械のない江戸時代に、すでに「手打ちそば」という言葉があったこと注目し、「手打ち」という言葉の真の意味を問う。そして、現代人が「手打ち」という言葉を妄信していることへの疑問を呈するのだ。『そばもん』は、常識を覆すことで、蕎麦本来が持つ姿を浮かび上がらせていく。2012/11/30
またの名
4
じゅぷじゅぷレロレロ等の擬音語だけで特定されるジャンルを描いて生活をしのぐ漫画家や一生懸命過ぎて無理が祟りソバも打てないボロボロの身体になったソバ屋といった、追い詰められてる人生と毎度のように絡む主人公。「長年修業を積んだ職人だって無理をすれば体を壊す」という当たり前だが途轍もなく正しい真理の重さを感じつつ、使えば再起も可能なのに機械打ちを嫌う本格派という名の頑固に向けて語る、機械が対立項として登場する前から「手打ち」概念が存在した意外な話に第一巻を思い出す。安易な二項対立とその一項ageに厳しい主人公。2024/08/14
夜梨@灯れ松明の火
4
「赤茄子切り」がトマトだったとは!市販のそばつゆを美味しくする方法は、やってみようと思います。2012/11/02
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