ビッグコミックス 電波の城（８）

著者名：細野不二彦【著】

小学館（2013/05発売）

• ISBN：9784091825315

内容説明

ライバルの栗田アナを爆破テロから守り、一躍時の人となった天宮。局内でも彼女の評価は急上昇し、打ち切り寸前だった番組の視聴率も盛り返し始めた。だがテロで狙われた本人・栗田は、事件のショックから自宅にこもりきりに。そんな栗田を見舞った天宮は、言葉巧みに彼女を自らに心酔させて…！？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ツキノ]

栗田アナをストーカーテロから救った人として脚光を浴びる天宮。谷口とエマルジョン研究者との出会い。芸能界のドンをプールに突き落とした天宮。その過去は。詩を読んでいる時の天宮の表情。

2019/04/28

[笠]

3.5 爆弾騒ぎでブレイクし、一躍時の人となった天宮、次の舞台は格闘技イベントのラウンドガール？　なんつーか思いつきで仕事を選んでいるだけに見えるが、天宮の終着点というか、目的はどこにあるのだろう…？　最終的にはラスボス本城との対決になるんだろうけど、何を持って勝ち敗けなのか？という。単に女子アナとして成功するという意味ではもう達成しちゃってるよな。ヤクザとの繋がりも一部明らかにされたが、どういう繋がりなのかはまだ謎。やっぱ父親が鍵だよな。

2022/07/22

[ぐうぐう]

『電波の城』が、単なる女子アナ出世物語と成り得ないのは、ひとえに主人公・天宮詩織の底知れぬ不気味さにある。キュートで繊細、図太くタフ、そして運命を導き出す度胸。物語は、彼女の一挙手一投足によって生み出され、左右されていく。

2009/05/31

[ユイ]

なぜ天宮が鯨岡社長を選んだのか。社長もそれなりの過去を背負っていたか。

2011/03/12

[ハルト]

主人公はすごくて恐い女だと、しみじみ思った。谷口とのことがどうなるのかが、気がかり。

2009/05/30