ビッグコミックス 電波の城（７）

著者名：細野不二彦【著】

小学館（2013/05発売）

• ISBN：9784091822536

内容説明

丸の内テレビの報道特番に向けて、着々と準備を進めるトップキャスター・本城は、資料室に左遷されている元社会部記者・谷口に目をつける。柔軟な切り口で作られた彼のレポートを高く評価し、特番のスタッフに加わるよう示唆するも、突然の話に戸惑ってしまう谷口。そこで本城は番組参加の見返りとして、米国駐日大使までもが出席する政治家のパーティーに同席させ、“世界が動く瞬間”を見せると約束して…

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ツキノ]

谷口ハジメ×本城律子。栗田朋子アナ×ストーカー。聖レムリア教団事件。まさに嵐！

2019/04/27

[Kei]

地方局ではキー局の番組を流すことがほとんど。この時、ドラマやバラエティ番組を放映するのにお金が支払われてないが、それは番組直接のスポンサーのCMも一緒に流すから。キー局からローカル局には電波料という補助金が与えられる。電波料はローカル局全収益の半分を占めると言われ、これなしには経営が成り立たない。

2020/08/25

[ユイ]

テレビの裏側漫画そのものに。ピンチもチャンスに。

2011/03/12

[笠]

3.5 電撃オッペケペーでポジションを掴めない天宮、自分の駒と思っていた谷口を本城に取られ、うつのドン底に。FM時代やBS時代とはうってかわってナイーブな一面を見せる。異常なまでのファザコンぶりも含めて、天宮詩織というキャラクターがどんどん謎めいていくような印象。もともと躁鬱気味というか、ピーキーな性格なのかな…事務所の社長に「死にたい死にたい」ってメール送るのは落ち込んでるとか超えてメンヘラの所業よ。

2022/07/21

[フヂヨシ]

どろんどろんの沈没っぷりもすごかったですが、ブチ切れたというか突き抜けていっちゃったっぷりも怖かった。ギリギリというか無理矢理感もありましたが、いちばん怖いのはそこ過ぎたらぜんぜんフツーにいつも通りになっちゃってた辺りかも知れない(笑)。つーか女神て。

2009/06/08