ビッグコミックス 電波の城（２０）

著者名：細野不二彦【著】

小学館（2013/12発売）

• ISBN：9784091853479

内容説明

ある日、詩織の前に現れたのはフリージャーナリストの三隅。
父娘の過去を調べ尽くした彼は、全てを本にして世に問いたいと彼女の前で宣言をします。
そして同時に彼と谷口が実は旧知の仲だということも知り、彼女は愕然とします。
一方、理一の病状は悪化、「Xデー」が着々と差し迫ります。
彼が今のような身体になったのは、あの日起こった事件、詩織の高校時代に起こった「ある事件」が原因でした。
運命共同体である父娘。ふたりが歩むは修羅の道、それ以外はありえないのか……
詩織はふたりの運命を変えるべく、ひとつの決断をします。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[ぐうぐう]

詩織の過去を暴こうとする記者。その記者と対峙する詩織は、運命のあの日を回想する。現在の、天宮詩織を形成する、そのターニングポイントとなった出来事。そんな暗く、重いエピソードを描きながらも、谷口への詩織の女心をきちんと描く辺りが、この漫画の懐の深さだ。それは、天宮詩織の多面性、その懐の深さと繋がっている。

2013/08/30

[kei@名古屋]

ついに突き詰められたかぁ。さて、そろそろ結末に向かうのかなぁ

2013/08/16

[ジーク]

やっぱり追い詰められていくのね。切ない展開になってきてしまいました。早く続きを読みたいです。

2013/08/18

[ツキノ]

三隅、天宮理一のお見舞いへ。詩織の「真実の顔」に迫る。三隅と谷口との関係を知り焦る。10年前の事故の真相…！三隅に会いに行く天宮。

2019/05/22

[パンダプー]

壮絶だけど、谷口たちの回想の最後が気になる。本誌ではまだ連載中？

2013/07/30