ビッグコミックス 電波の城（１３）

著者名：細野不二彦【著】

小学館（2013/10発売）

• ISBN：9784091840332

内容説明

新スタートのゴールデン大型報道番組にスポーツ担当のサブキャスターとして大抜擢され、今やキー局でひっぱりだこの天宮詩織。そんな天宮の過去と現在に、容赦なく土足で踏み込んで来るのは番組のメインキャスター、かつ「テレビ界の妖怪」の異名をとる立花哲人。一方、カルト宗教・聖レムリア教団の謎を追うフリー記者・三隅は、地道な取材を重ねて、天宮の出生の核心に刻々と迫っていく―――新番組も軌道に乗り始めたある日、立花は「大サプライズ」を残し、スタジオに帰らぬ人となる。「荒野の地雷原」と化した番組で天宮は―――

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ツキノ]

ショートカットにした天宮。ニュースEXキャスターの立花哲人の濃いキャラ。本城律子を絡めたサプライズ。立花は天宮理一を知っているという。一方でフリージャーナリストの三隅博史の追跡。スポーツコーナーで監督と記者のガチンコ！いろいろありすぎるw

2019/05/11

[kei@名古屋]

いよいよ、谷口君の手記の事件の本丸なのか？社長と石丸君がインタビューされてたし、気になる限りでございます。さてどうなることでしょう？

2011/08/31

[笠]

4 中央テレビの新ニュース番組が始まり、テレビ業界に巣食う妖怪こと立花キャスターとの対決、というか一方的に振り回される展開。結果的に数字が取れていればOKみたいな考え方が浸透しているから、ワンマンプレイヤーが多少無茶しても結果を出している限り許される空気が蔓延する。そしてそれこそが、セクハラ・パワハラの温床であり、ここ数年一気に噴出したテレビや映画、演劇業界での性被害の原因だと思うんだよな。

2022/07/26

[ぐうぐう]

テレビ界の妖怪・立花哲人登場！　妖怪の名の通り、期待を裏切らない言動で、まさしく祟るかのように、番組を、そしてキャスター達を引っ掻き回す。まるで先が読めない展開がいい！　天宮詩織の野望は、はたして妖怪に勝てるのか。

2011/10/14

[パンダプー]

わくわくするけどー。回想シーンとして語られているのをみると、最後はどうなっているのかな。

2011/08/30