ヤングサンデーコミックス 闇のイージス（１１）

著者名：藤原芳秀【画】/七月鏡一【作】

小学館（2013/03発売）

• ISBN：9784091530219

内容説明

ボウリング場の跡地で、外国人の犯罪組織のメンバーが大量に殺された。そして、その現場をたまたま目撃してしまった高校生・原口香保が、何者かに狙われることに。香保の証言によると、現場には「背中に傾いた十字架のような傷を持った男」がいたという。陽子は香保を護るため、雁人に護衛を依頼。自身も「背中に十字の傷を持つ男」とは因縁がある雁人は、この依頼を引き受ける。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[六畳リエ]

鉄壁の盾を持つ護り屋イージス、１１巻。ジーザス、とうとう出たー！少年サンデー時代からのファンとしては、テンション急上昇です。まさか、彼らの背中に共通の物語が刻まれていたとは。そして、イージスの過去編、再び。今度は詳細に描かれた家族の死が重い…。

2011/04/08

[*CaLiLa*]

“イージス”対“ジーザス”。殺さずに護る男と護るために殺す男の正に二律背反！“イージス”の方が好きなのは“殺さず”だからなんだよね。

2010/09/06

[eucalmelon]

傾いた十字架を背中に持つ、ジーザスとイージス。攻めと守り、裏と表、対象的な二人。意外に正義の味方なジーザス。 イケメンなところもイージスと張り合っている。ライバル登場か？

2015/10/30

[柊龍司＠中四国読メの会＆読メ旅＆読食コミュ参加中]

ジーザス登場、背中の十字のキズが二人を繋ぐ。そして語られる、楯の過去の事件。盛り上がるなぁ。

2010/07/26

[やいとや]

遂にジーザスの登場。悩める楯と違って決断主義の人ジーザスが出て来ると主役移動感半端ないのは痛し痒しか。自殺しようとして躊躇うヘタレの鈴原をあっさり狙撃して片付けちゃう辺りのクールさは楯には出せない魅力なんだよなぁ。実はイージスとジーザスに共通した設定が出て来たりと、これからガッツリ絡んで行ってくれるのは楽しみ。遂にゼロから「あいつを殺すのはこの俺だ」発言があって、残念ながら2号ライダーというか御堂化路線は確定。もうちょい頑張って欲しかった。ゴルゴっぽい展開の『籠城』が掌品ながら楽しい。

2020/10/03