内容説明
戦国の世から四百年。北条は甦り、《闇戦国》に参戦。氏照は実弟・三郎(景虎)が人質として送られたはずの上杉で、総大将の任についていると知った。氏照は三郎の身を案じ、北条へ取り戻したい、故郷の相模に連れて帰りたいと切望するが……。北条兄弟を描く「群青」に、別れた母と高耶を見守る直江を描く短編「七月生まれのシリウス」を併録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みなと
7
高耶さんの誕生日なので再読。いつか大阪にはもづくしを食べに行きたいものです。今年は十字架見えるでしょうか。2013/07/23
猫洞(ฅΦωΦฅ)銀
7
北条兄弟が三郎景虎と再会する三年前のお話「群青」と仙台編(3・4巻←懐かし過ぎるぅ!)の後日談的お話「七月生まれのシリウス」。シリーズ20巻程読後の小休止と言う感じで読ませて頂きました。北条家の兄弟愛…いいよね…。にしても、あの因縁のぉー!松田ぁーっ!!兄ちゃん、敵討ち出来たね…。小太郎も鉄面皮健在で(笑)。七月生まれの…は、ほんと懐かし過ぎて…未だ苦しみの記憶を取り戻してないちょっと拗ねた高耶と優しい直江…微笑ましかったです。何だかむず痒い〜!(笑)怒涛の後半戦に向けてホッと一息。。。2013/03/07
たろさ
6
番外編表題作は、怨将として蘇った景虎兄、氏政、氏照が、かつて里見に寝返った家臣松田兄弟との戦いの話。氏政と氏照の三郎景虎への想いの違い。そして、戦いの中、氏政は景虎の暴行事件を知る。 「七月生まれのシリウス」仙台編、その後。高耶もまだ力が目覚めたばかり。直江も優しい。心のうちにどれだけのものを秘めていたとしても。束の間の穏やかな時間。2018/06/29
枯伍
6
表題作は本編より三年前の北条兄弟の話。里見に亡命した元家臣が刺客となってやってくる。氏照兄は熱血。鉄面皮小太郎かっこよす。幼い三郎と氏政のちょうちょのやりとりが不思議な距離感を感じていい。刺客の正体は景虎のトラウマの元凶。とんでもねーこと言われて怒る氏政兄もよし。併録は4巻直後の東京で直高夕食デート。ホテルに戻ると千秋、譲、美弥も遊びに来ていて楽しく花火。まだ穏やかな頃の雰囲気が懐かしい。2018/01/20
りつか
5
氏政兄は冷たい冷たい言われてるし本人もそうあろうとしてるけどなんだかんだいって兄弟たちが大事だからこそのそういう態度なんだろうなぁ,というのを感じて「覇者の魔鏡」のときはただの悪い人と思っててごめんなさいと思ったりなど。文庫版あとがきにも書いてあったけどもう一つの話の高耶さんと直江さんはほんと新婚夫婦っぽくて…ごちそうさまでした。【tkb】2012/09/01
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