集英社コバルト文庫<br> 炎の蜃気楼10 わだつみの楊貴妃(前編)

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集英社コバルト文庫
炎の蜃気楼10 わだつみの楊貴妃(前編)

  • ISBN:9784086117661

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内容説明

譲(ゆずる)の心配をよそに、留年が決定的となった高耶(たかや)。直江(なおえ)との関係もいっこうに良くならず、「おまえは、直江をなくすことになるぞ」という千秋(ちあき)の忠告にも耳を貸そうとしない。一方、直江と綾子は、闇戦国(やみせんごく)がらみの海難事故の調査のため、神戸に来ていた。毛利の村上水軍が、巨大な怨霊(おんりょう)の戦艦を作りあげようとしているらしい。そんな時、直江は、《力(りょく)》が使えなくなっていることに気づいた!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みやこ

70
失いかけた≪力≫。疲弊しきった精神。限界に達しかけている直江の想いをねじ伏せるように否定しながら、離れることを許さない矛盾。傷つけながら、傷ついている。それを認めたくない景虎と、諦めてしまった直江。笑うことすらできなくなってしまった二人がとても痛々しい。それでも戦い続けなければならない彼らの業が胸に刺さる。「限界がきているんだよ」400年抱き続けた愛憎を越えた想いは、あまりにも重い。戦国武将に戦艦大和を違和感なく絡めてくる著者の筆力は、改めてすごいなーと。信長のぶっ飛んだ破壊力にガツンとやられて次巻へ。→2016/11/03

みや

19
山口編。ほぼ広島。上杉4人が集い、表紙の割には安心感のある巻だった。第二次世界大戦や戦艦「大和」も絡み、日本史の幅広い知識があればもっと楽しめただろうにと悔しくなる。村上水軍×大和という夢の共演の凄さを恐らく私は味わいきれていない。ついに信長本人が殴り込んできて、複雑化した西の勢力図が更に面白くなった。巻が進むごとに高耶のことがどんどん好きになっていく。高慢で横柄で独善的。人を見下す言葉を淡々と吐き続ける彼にときめきが止まらない。こんなにも化けてくれるとは。「忠誠」と「服従」の絶妙な差異がたまらなく好き。2018/06/04

カキ@persicape

12
どゆこと( ゚д゚)女の愛憎劇が開幕したと思いきや、定番の修学旅行回が展開し、哀愁漂う家族や友人間の切ないシーンが挿入され、唐突に大人の本気なシーンをぶち込み、軍艦⁉︎大和⁉︎と驚き、毛利\(^o^)/と喜び、楊貴妃⁉︎と眉をひそめ、美談とされるビックネームが登場したと思いきや、最後のラスボス的お人が登場して多少目眩が(笑)やけくそスレ男なシーンで喜び、疲弊する彼をみてざまぁwwとまた喜び、直江への私の屈折した愛を再確認。なんかよく分かんないけど面白いですが、果たして読み方はこれで合ってんの(・・;)2018/02/17

藤月はな(灯れ松明の火)

12
千秋の指摘はもっともすぎますがそのことを簡単に受け入れていられたらこんなことにはならないのが人の心のややこしさなのだよなと思わずにはいられません。唯でさえもずた襤褸の心に追い打ち掛けるような言葉は相手を信頼しているからこそできるけれども同時に相手の心が壊れかねるという事実は相手がその辛さを述べて初めて分かることも。直江のあまりの「bad communication」の似合ぶりに悪癖のためか、綾子姉さんと同様、冷ややかな目にならざるを得ませんでした。2012/01/21

フキノトウ

11
信長、復活。こっわい。勝てる気がしません^^;2014/01/09

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