内容説明
死に際の景虎の怨念を受け、付喪神(妖刀)となった吉祥丸。偽景虎を首領とする黒鳥党はそれを利用し、狂刀を生み出していた。一か所に置かれた夥しい数の狂刀は、巨大な刀の化け物となり、殺戮を始めた。景虎は化け物を止めるべく念を駆使するが、苦戦し力を使い果たしてしまう。そこへ直江が駆けつけて来た。希望を繋いだ景虎だったが、直江は無表情のまま太刀を抜き、斬りかかってきた…!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶっくlover
9
決着がつけばついたで次の話しが気になる。もっとゆっくりと読もうと思っていたのに┐(-。-;)┌2021/10/24
きな粉
8
凄くよかったです。景虎と晴家それぞれの敗戦側の想いが突き刺さってきて泣きそうになりました。戦国時代、戦に全てを振り回されて奪われる民。この邂逅編、クオリティ高くてかなり好きです。これを読んだ後にもう一度本編読みたくなりますね。2016/02/11
枯伍
6
過去の自分との対決。春日山でひとり頑張ってる色部さんにも注目したい。2012/11/08
香
5
柿崎晴家がまっすぐに景虎を思っていて、デカいしゴツいのに何だか可愛いです。景虎や直江も生きていた頃の記憶や見知ったものがまだ生々しく目の前に存在していて、敵側だとかこちら側だとかすぐ揺れてしまうのが痛々しい。それでも生前の自分とのけじめをつけようと立ち向かう景虎の強さやまっすぐな心がきれいな人なんだなと思えます。直江がそこに目を奪われつつあるようなので、ニヤリ。少しずつなじんでくれれば。2017/12/15
momo
5
これまで一歩引いた冷めた目線で景虎を批判して、自尊心の塊のような男だった直江が、初めて本心を曝して激昂したのが、生者でも死者でも在れない自分に真っ向から向き合い傷つく景虎のことを理解しない晴家に対する怒りからだというのが良い。徐々に生前の景虎からいまを生きる景虎の方に目を向け、戸惑いながらも猛烈に惹かれていく過程をひしひしと感じてつい頬が弛む。しかし晴家、最初の頃は直江に対してここまで敵意剥き出しだったのか…改めて400年の中でだいぶ各々の関係性に変化があったんだなと。2013/10/06




