内容説明
千回を超えた「週刊文春」対談連載「阿川佐和子のこの人に会いたい」。多士済済のゲストには亡くなった方々も。スポーツ、音楽、映画や舞台で一時代を築いたヒーロー達、日本映画を支えた名監督達、芸術や政治、ショービジネスの世界を生き抜いた女性達、そして日本を笑わせ続けた賢人達。国宝級貴重対談の数々――感涙必至です!
主な目次
【第一部】ヒーロー編
ジャイアント馬場/三國連太郎/勝新太郎/三波春夫/吉本隆明/高倉健/忌野清志郎/パク・ヨンハ
【第二部】名監督編
新藤兼人/伊丹十三/今村昌平/深作欣ニ/市川崑/大島渚
【第三部】生きて、働き、恋して編
小倉遊亀/小林カツ代/加藤シヅエ/森光子/山田五十鈴/川島なお美
【第四部】笑いの達人編
小沢昭一/植木等/赤瀬川原平/いかりや長介/赤塚不二夫/夢路いとし・喜味こいし
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
60
これは追悼編というタイトル通りで、今では故人となられた方々との対談をひとまとめにしたものだった。基本この人に会いたいシリーズの焼き直しなのは1と同じだけど。2016/06/13
高橋 (犬塚)裕道
5
星3.5。みんな面白い人ばかり。もう少し長いと良いのになあ〜と思う。雑誌の紙面上、致し方あるまいがそこが残念。2016/04/11
Fujio Shinohara
4
対談した人たちの中で、亡くなった人との対談を収録した一冊。知らない人もいたが、ほとんどが有名人で面白い話が聞けて興味深かった。2016/06/13
蕭白
3
忌野清志郎さんのインタビューが特に好みでした。2017/12/02
もも
3
年始、ミャンマーへ向かう途中に空港で購入。移動時間にちびちび読み、ようやく読了。阿川さんが『聞く力』で有名なのは知っていたが、個人的には食にまつわるエッセイを楽しく拝読していたため、こんなにそうそうたる面々にインタビューをなさってきたのかと驚いた。大御所と呼ばれる方々にも臆することなく質問を投げかける姿勢に脱帽です。2016/01/28