内容説明
十年前、炭鉱の突然の閉山により無人島となった〈軍艦島〉に、謎の明かりが点った! 翌朝、かつての住人たちに、死者からの招待状が! 困惑しつつも懐しさにひかれ、島へと集まる旧島民たち。彼らとともに島へと渡るホームズたちの行く手に、十年前の悲劇が──。表題作ほか、「放火」「雪合戦」「キューピッド」の3編を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
coco夏ko10角
25
三毛猫ホームズシリーズ第31弾、二十二冊目。4つの作品収録の短編集。『無人島』炭鉱の閉山で無人島になってしまった軍艦島、当時住んでいた人達が集まる夜、殺人事件が起こったり過去の事件の真相が明らかになったり…。これが一番面白かった。 放火/無人島/雪合戦/キューピッド2015/11/20
椎名
14
今月10冊目。三毛猫ホームズシリーズ31弾。読了を2016/08/08
とみい
4
シリーズ31弾2020/05/29
つぐき
4
なんでかな。赤川次郎さんの本は、短時間で読んでしまう(笑)そして次はあれが読みたい〜と、なってしまう。短編のホームズシリーズ、長編と同じように展開が楽しくおなじみのメンバーが色々な事件をみせてくれます。独特な言い回しや表現ではないけれど、だからこそ読みやすく理解しながら進める良さが好きです。2015/05/09
にやり2世
3
表題作は長編で読みたいくらいいい話だった。登場人物とその関係性に引き込まれるのは話がもっとふくらむもんね。2019/09/21