内容説明
素晴らしい青空の下、今日は警視庁の運動会。おなじみ片山義太郎も晴美も、石津も三毛猫ホームズも、ルンルン気分で参加している。だが、そこへ凶悪犯の山口がまぎれこんだから、運動会は大混乱。山口は、妻を死なせた吉田警部に復讐するため脱走してきたのだ! われらがホームズ、ネコ奮迅の大活躍! 三毛猫シリーズ初の短編傑作集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オーウェン
47
シリーズとしては初の短編集。 ラストにはショートショートの話もついているが、楽しめたのは表題作の運動会。 警察官たちが参加する中で、囚人が脱獄したとの報告が。 その脱獄犯が狙う吉田警部だが、妻が同僚と浮気しているという状態。 いかにもひと騒動ありそうな状況だが、その中で殺人が。 犯人は予想がつくが、ロッカーの仕掛けによって、そのことに気づくというトリックはなるほどと思わせる。2023/09/27
coco夏ko10角
19
三毛猫ホームズシリーズ、5つのお話収録の短編集、三十五冊目。『スクープ』栗原課長が婦人警官と不倫していて(本人は清い関係といってるけど…)その子が事件に、というのは珍しく普段と違う課長が見られて面白かった。『殺人展覧会』課長が絵を描いているとは初耳、とあってびっくり。その設定の初出がこの話なのね。 運動会/スクープ/バカンス/温泉旅行/殺人展覧会2017/06/09
naoyu
2
三毛猫ホームズシリーズの短編集。どの作品も読みやすく面白い!2014/05/19
のうえ
0
2001
みうみう
0
一番最初に読んだ赤川次郎&三毛猫ホームズ。 今も実家にあるはず。 小学生でした。 あんまり内容を覚えていないのですが、運動会の殺害シーンはちょっと怖かったのを覚えてます。