三毛猫ホームズの闇将軍

著者名：赤川次郎

光文社（2016/05発売）

• ISBN：9784334772666
• NDC分類：913.6

内容説明

平凡な会社員・沖野のぞみが、アパートの外で拾ったゴミ袋を持ち帰ると中には一億円が！　一年後、その大金で起業し成功を収めた彼女。だが、謎の人物からの脅迫電話が引き金となり、都知事候補の殺害などの異変が周囲で続発。晴美の友人の死をきっかけにのぞみと知り合った片山兄妹とホームズは、一連の事件の鍵を握る〈闇将軍〉の陰謀を暴けるか!?　国民的大人気シリーズ！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[W-G]

ライトノベルスがいくらでもあるこのご時世に、何故か無性に気になった赤川次郎。移動中に読んだが、自分が速読の達人になったと錯覚するようなスピードで読めた。このシリーズ、10代の頃以来だが、サザエさん設定で、歳をとらないまま携帯電話なんかにも自然に適応しており、懸念していた古臭さは感じなかった。ご都合主義を通り越して、必然性&実現性0の壮大な計画の今作だが、事件の発端や展開自体は面白い。昔からオチのクオリティに波が激しい印象はあったが、評判よさそうな作品を選んでしばらく読み続けようと思っている。

2016/12/29

[coco夏ko10角]

シリーズ第４９弾、二十九冊目。一億円の真相にちょっとびっくり。それほど話題になるクッキーって…と気になる。

2016/08/03

[ｉｇａｉｇａ]

どんだけ美味しいクッキーなんだ（笑）そして人が死にすぎる〜。三毛猫ホームズシリーズってこんなに死んでたっけ？と思いましたが相変わらず片山さんがモテるなー。いいなー。昔から読んでるシリーズが変わらないのは嬉しい（ケータイ持ち出しているけど）

2017/03/12

[sat]

三毛猫シリーズ４９作目。片山と妹の晴美、三毛猫のホームズが闇を暴く！約２０年ぶりに三毛猫ホームズを読みました。何も変わってなくて、楽しめた。片山が結婚してたら…とか考えてしまった。シリーズ１作目”三毛猫ホームズの推理”は私が初めて読んだ推理小説です。同じ１９７８年生まれとして、これからも読んでいきます。面白かった。

2016/04/14

[読書好き・本屋好き堂]

第49弾。 今日の読書のお供は、絶対美味しいエッセルスーパカップ・きなこです😆 ほんとに美味しかった✨ 今回は、クッキーが謎を解く鍵になる？！ もう絶対に謎解きなんて無理でしょ〜という展開に毎度苦笑い😅 やめられないシリーズ🎵

2025/03/06