三毛猫ホームズのプリマドンナ - ミステリー傑作集

著者名：赤川次郎

光文社（2011/10発売）

• ISBN：9784334714970
• NDC分類：913.6

内容説明

〈声楽コンクール〉の前夜、優勝候補ナンバーワンの井田貴子が何者かに狙われた！　咽喉に悪い激辛の薬味をサラダに入れられたのだ。不測の事態の発生を恐れた審査委員長の要請で、警視庁の片山刑事は、しぶしぶ会場に出かけたが……。超人気シリーズの短編三編に、著者の自伝的エッセイ「三毛猫ホームズの青春ノート」を加えた珠玉の作品集！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[coco夏ko10角]

三毛猫ホームズシリーズ短編集、二十八冊目。『古時計』別荘での殺人未遂、近くにいる連続殺人犯…どうなっていくのかと面白かった。『青春ノート』著者の自伝エッセイ。海外小説をこんなにたくさん読んでるんだなぁ。　　　プリマドンナ/モーニング・コール/古時計/青春ノート

2016/06/26

[鍵ちゃん]

しきしゃ、朝倉宗和の要請で声楽コンクールの会場警備にかり出された片山刑事とホームズ。コンクールの開始直前に優勝候補ナンバーワンの井田貴子が何者かに狙われたのだ。何事も起こらなければいいと思いながらしぶしぶ出かけた片山だったが…。会場では貴子とライバルの丸山恭子をめぐって次々と事件が発生！

2020/08/28

[naoyu]

三毛猫ホームズシリーズ、短編集。最後は、作者のエッセイが。

2014/08/18

[byk]

声楽コンクールの優勝候補である井田貴子が、朝食のサラダに何かを入れられて…　著者である赤川次郎先生のエッセイも収録。

2013/05/17

[Unicorn]

短編集がいくつか入っていた。面白くて、時間を忘れて読み耽ってしまった。この本が他と違うのは、赤川次郎氏が学生時代に読んだ本がいくつか挙げられているエッセイ的な部分が含まれているところだろう。かなりの数の本を読破されていたところには脱帽した。やはり、偉大な作家は読書好きなんだなと改めて思わされた。

2012/05/06