祥伝社文庫<br> 炎と氷

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祥伝社文庫
炎と氷

  • 著者名:新堂冬樹
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 祥伝社(2013/07発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784396332761

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内容説明

「行内融資を担保に」競馬金融を営む世羅のもとに銀行マン・赤星が訪れた時、運命の歯車が狂い始めた。実は赤星の裏で巨額強奪を画策していた男こそ、盟友で風俗金融業の若瀬だった。燃えるような暴力の男・世羅と冷徹な頭脳の男・若瀬。闇社会の制覇を目論む盟友が袂を分かって凄絶な闘いの幕が…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ララ♂

14
🌟42021/09/20

読書亀

7
黒い方の新堂作品。闇金の権力争い。壮絶。闇金には、絶対に近づいたらダメです。タイトルがとてもいいと思った。2022/06/21

まいまい

6
闇金をそれそれに営む 世羅と若瀬。お互いを、唯一認め合う二人。世羅は暴力で、若瀬は知能で、例えるなら炎と氷。しかし、ある一件で二人の仲は炸裂。壮絶な戦いが始まる。闇金、ヤクザ、信じられないくらい壮絶な暴力。怖くて恐くてたまらなかった。そして、ラストは。。。2015/08/16

しょー

5
 ラストが忘れられない。あの終わり方は想像していなかっただけに強烈だった。 エロ、グロと、黒新堂がふんだんに盛り込まれている。お金の勉強にもなるのだから、二重の楽しみ方がある。フィクションとはいえ、登場人物が実在しそうだから怖い。ギャンブルから手を引き、堅実に生きる道が安泰なのだろう。 前半はお金の勉強になり、後半は熱い展開が披露される。単なるエンターテイメントで終わらない。読後に読者の世界を変える作家。新堂冬樹はそういう男だと思い出した。2014/01/13

読み人

4
あっという間に読了。炎と氷の対局にある闇金が熾烈な出し抜きを演じる。どちらにも金という大義があり譲らない。ラストはドンデン返しの展開にどちらも勝者であり敗者である。良作。2015/05/01

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