内容説明
警視庁の片山刑事は、夜の盛り場で女子高生・立石千恵と出会った。以来、悪い遊びを返上し変身(リニューアル)した千恵は、勝手に片山の「彼女」に。千恵の父で売れっ子漫画家だったみつぐは、マンションの改装工事(リニューアル)計画推進のため利用され……。一方、窓際編集者・平栗悟士(さとし)は、リニューアル雑誌の編集長に突然抜擢された! 三つの大改装(リニューアル)の陰には―─!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おれんじぺこ♪(16年生)
22
シリーズ第34弾ですって!相変わらずのメンバーみな元気で何よりです。あっという間に読了。2022/05/15
coco夏ko10角
20
三毛猫ホームズシリーズ第34弾、二十一冊目。マンションの改装工事とリニューアルする雑誌がこういう風に関わっていくのかと。2015/09/13
RED FOX
10
「大人になるって、うまく立ち回ってお金稼いだり、お酒飲んだりする事だと思ってた」マンションと雑誌の無関係なリニューアルが、家庭崩壊と犯罪に…。なんでこんな読みやすいんでしょう。赤川さん凄い。2020/08/31
鍵ちゃん
8
警視庁の片山刑事は夜の盛り場で悪い遊びに興じる16歳の女子高生、立石千恵と出会う。その日を堺にください改心した千恵は片山刑事の「彼女亅になると宣言する。一方。彼女の父で売れっ子漫画家だったみつぐはマンション改装計画推進に利用されようとしていた。そして同じ頃、物語窓際編集者の平栗悟志に抜擢され。3つの大改装がホームズたちをとんでもない事件に巻き込むことに!
kaizen@名古屋de朝活読書会
6
雑誌と集合住宅の大改装を題材に、複雑な殺人事件を扱っている。 現代社会の課題と、人間性を主題にしている。 深刻な問題を、三毛猫ホームズという飼い猫と、晴美さんという片山刑事の妹の存在が、軽い雰囲気で題材を洗い流している。 課題を真剣に考えることもできる。 軽い読み物として読み流すこともできるかもしれない。 ps. 作者の意図は、読みきれていない。2011/10/13