ビッグコミックス 三丁目の夕日 夕焼けの詩（１２）

著者名：西岸良平【著】

小学館（2012/04発売）

• ISBN：9784091802927

内容説明

新聞社に勤める上野は、ある日、立て続けに二人の同僚に相談を受ける。二人とも上野の大学の後輩である学芸部の石川小百合を紹介して欲しいというのだ。小柄でやせていて、色も黒い小百合だ。上野は女性としての魅力をまったく感じない小百合がどうしてこんなにモテるのか合点がいかない。だが、彼には、初めて会った第一印象でその人間を認識してしまうという、昔からの悪い性癖があった…

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[新田新一]

昭和３０年代の日本の庶民の生活を描く漫画です。30年代には生まれていなかったのですが、読むと懐かしさを感じます。童話的でほのぼのとした雰囲気の絵が非常に好みです。この巻は叙情的な物語が多くて、時々読み返しています。表題作の「遠い雷」は初恋を描いた作品です。高校生の時にお互いに好き合っていた男女。二人は放送部でした。男の子は破傷風で夭折。女の子は傷心のあまりもう誰も愛さないと誓います。でも、成長し他の男性と結婚し、ある時に初恋の人を思い出して……。詩的で余韻のある結末が好きです。

2024/09/06

[OCEAN8380]

六さんの妹さくらが三丁目に暮らす。

2018/08/19

[nutaki]

『カエルの唱』『遠い雷』

2016/04/17

[にの]

再読

2010/08/23

[HIRO1970]

☆☆☆

2003/04/01