加治隆介の議（１０）

著者名：弘兼憲史【著】

講談社（2015/03発売）

• ISBN：9784063280999

内容説明

北朝鮮に連行された「八幸丸」乗組員８名の返還交渉のため、青杉が派遣された。無事に人質が解放され、一躍国民的英雄となった青杉。しかし、記者会見の場で、船長が自分が北朝鮮の運び屋だったことを暴露してしまい、政府は難しい対応を迫られる。一方、渦上総理のスキャンダル写真が写真週刊誌に掲載されて…！？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[かお]

渦上と敬子の別れちょっと悲しい…

2015/09/14

[笠]

3.5 北朝鮮有事は極秘の亡命作戦によって回避されるも、女性スキャンダルで渦上が辞任、青杉内閣が誕生する。日本平和党中心の組閣となり、官房長官だった加治は外務省の政務次官に。国連中心主義の加治の最終的な目標は日本の常任理事国入り、任期中の目標は旧敵国条項の削除。いやー、それができれば文句無しで総理の椅子に座れるくらい称賛されると思うが。常任理事国入りなんて次の世界大戦で戦勝国にならない限り絶対無理だろ。

2025/02/20