自叙伝 ジャン=リュック・ピカード

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自叙伝 ジャン=リュック・ピカード

  • ISBN:9784801916197

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内容説明

宇宙艦隊史上屈指の偉大な艦長であるジャン=リュック・ピカード氏による初の自叙伝!

今初めて、
ここに綴る。

家族との確執、軍法会議、報われぬ愛、
エンタープライズ艦長就任、そしてボーグによる同化、
宇宙で遭遇した数々の思い出を――

〈U.S.S エンタープライズ〉元艦長・ジャン=リュック・ピカードの波乱の人生が語られる、初の自叙伝!
ワイン農家に生まれ、宇宙にあこがれた少年は、いかにして“宇宙艦隊で最も偉大な艦長”として名を残したのか。

宇宙艦隊史上屈指の偉大な艦長であるジャン=リュック・ピカード氏の人生が、自身の言葉によってついに語られる。
著者の波瀾万丈の人生とキャリアは、読む者の心を強く突き動かす。
家族との確執、軍法会議、報われぬ愛、カーデシア軍による監禁と拷問、そしてボーグによる同化、宇宙で遭遇した数々の出来事が、ジャン=リュック・ピカードの物語を真に忘れがたいものにしている。

ピカードは、ご存知のように探検家、外交官、なかでも〈U.S.S.エンタープライズ NCC1701-D及びE〉艦長時代の功績により、銀河史にその名を永遠に刻んでいる。
本書では、幼少時代に宇宙に夢を馳せるようになったきっかけ、兄ロベール及び父親との長きに渡る確執、そして宇宙アカデミーへの入学に至る経緯が明らかにされている。
そして、〈U.S.S.リライアント〉での勤務から艦長として率いた初の船〈U.S.S.スターゲイザー〉での様々な冒険、惑星連邦宇宙艦隊の旗艦であるギャラクシー級戦艦〈U.S.S.エンタープライズ NCC1701-D〉艦長就任とその数々の任務についても触れている。
また幼少期やアカデミー卒業時など、彼の人生における決定的瞬間を切り抜いている貴重な写真も収録。


「法が絶対である限り、正義は存在しえない。
人生そのものでさえ例外でできている」
――ジャン=リュック・ピカード

難破し、命の尽きた“老嬢”を振り返る。山ほどの思い出の源泉。ロートン、マザーラと彼の子どもたち……艦長に就任し、ウォーカーとジャックが船に乗り組み……ビバリー……。
感傷に浸っているひまはない。やるべきことがある。日誌を開いた。その時だった、日付に気づいたのは。
クイン艦長が「メイク・イット・ソー」というのを初めて聞いたときのことを思い出した。二三五五年七月十三日。
わたしの五十歳の誕生日。そして、すべてを失った日だ。
――第七章 再び宇宙へ――五十歳の誕生日、老嬢との別れ(本文より)


著者について

[著者プロフィール]
ジャン=リュック・ピカード
Jean-Luc Picard
2305年生まれ。地球・フランス出身の地球人。惑星連邦の宇宙艦隊大佐。


[編者プロフィール]
デイヴィッド・A・グッドマン
David A. Goodman
メモリー・アルファの歴史家でもある。ジャン=リュック・ピカードの引退後、自叙伝の編集を依頼され、彼とともに本書を書きあげた。
作家・脚本家・プロデューサー。一九八八年、『ゴールデン・ガールズ』の脚本家としてキャリアをスタート。これまでに『スター・トレック エンタープライズ』『アメリカン・ダッド』『フューチュラマ』など、二〇作あまりのテレビシリーズを手がけてきた。『フューチュラマ』では、『スター・トレック』へのオマージュとなるエピソード「Where No Fan Has Gone Before」の脚本を執筆。 代表作『ファミリー・ガイ』では、エグゼクティブ・プロデューサー兼ヘッドライターを担当し、一〇〇本以上のエピソードを手がけている。 『スター・トレック』のパロディ版ともいえる『宇宙探査艦オーヴィル』ではエグゼクティヴ・プロデューサーを努めている。カリフォルニア州パシフィックパリセーズに家族と住んでいる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Atsushi Kobayashi

22
前半生はちょっととってつけた感あるかも。でも、TNGとの整合性も完璧で、もう1度見なおそう、とい気になります。Netflixですね。2018/10/18

宇宙猫

21
★★★★★ 懐かしいメンバーに再会できた気がして、とてもうれしい。ピカード艦長のイメージは厳しいけど理想的な上司なんだけど、やんちゃもして色々と経験したからこそエンタープライズの立派な艦長になれたんだよね。驚いたのは宇宙艦隊の昇進のアバウトさ。それとも軍隊の昇進って、元々こういうものなんだろうか。2019/05/17

春風

8
シャーロッキアン的な手法で、正典の断片的な描写からピカード艦長の人生を再構成した自伝。テレビ版にちょっとだけ登場した人物や異星人があちこちに出てくるので注釈が欲しかった。まあ調べる楽しみもありますが。あと夫を艦長に殺されたようなビバリーが、艦長を愛するようになった過程はもうちょっと書き込んでほしかったところ。2018/12/03

chiyo

6
★4.0 「スタートレックTNG」の主人公、ジャン=リュック・ピカード艦長の手記という体の企画本。ピカードの若かりし頃の無謀さ、心に渦巻く野心と嫉妬、部下の妻・ビバリーへの想いが偽りなく綴られる。が、知られざるピカードの過去も良いけれど、お馴染みのクルーたち、Qやボーグとの出会いにやっぱり心が躍ってしまう。また、メインだけでなく、脇を飾る様々なキャラクターの登場も嬉しい。中でも、転送係のオブライエンとアリサ・オガワ!手に取る人を限定する1冊ではあるけれど、カーク自叙伝とスポック自叙伝の翻訳もお願いしたい。2019/01/23

hirok@京都

6
NetGalleyにて一足お先に読了。 TNGでお馴染み?のピカード艦長の自叙伝。 少年時代から退役後までの様々なエピソードにニヤリ。 好きな人にはたまらない内容です。2018/09/19

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