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内容説明
パイの失われた記憶、そして三只眼の聖地を見つけ出す鍵となる香炉を求め、中国へやってきたパイと八雲は、不老不死の術を得ようとするトレジャー・ハンター、マクドナルドと共に旅を続ける。途中、聖地を守ろうとする僧たちに捕らわれてしまう3人だったが、パイが三只眼と判明すると、僧たちの主である僧院長は、パイに三只眼の故郷についての、ある重要な情報を伝えるのだった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
連雀
8
物語は定番な秘境探検物なのですが、この頃に流行っていたフレーバーがふんだんに盛り込まれていて、久々に読んだのにスッとあの頃の気分に入り込んでました。もうね紅娘の『オ姉チャン・・・大好キ』のところから、化蛇<ホウアシヲ>が日本で暮らした日々の思い出を語るところ、そして消え行く化蛇の『もう一度、原宿でみんなと遊びたかっ・・・』のところでは四半世紀ぶりにもまた涙が止まりませんでした。それだけに、葉子として人間として目覚めるところは、正直余計かな?とも思いましたが。ハッピーエンドは時に物語を殺します故・・・2016/09/20
ねね
7
最後の化蛇シーンが凄く切なくて、大好きでした。この頃の、まだまだ頼りない八雲好きです。2016/12/31
読み人知らず
6
自分の記憶が全て嘘で本当は醜い蛇の魔物と知ったら。とても好きな人がいて、なのに自分が蛇だと。ホウアシヲが再び人として生きれたのは作者の優しさだなあ。2007/06/19
田中
4
最後、白ヘビがなんで人間になるのか、意味がわからなかった。意味がわからんが、感動した!2020/06/18
十六夜(いざよい)
4
パイの失われた記憶、そして三只眼の聖地を見つけ出す鍵となる香炉を求め、中国へやってきたパイと八雲は、様々な試練を超えようやく聖地へ。そこでパイが何者であるかが判明するのだが、同時に今のパイの記憶は封印妖怪の化蛇の記憶である事が判明。なかなかややこしい状態になったが、ひとまず封印が解けて良かった。第二部が終わったようだが、まだまだ先は長い。2022/04/29