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内容説明
栄華を謳歌するかに見えたナポレオンの人生にも陰りが…時は1814年フランス戦役を経て仲間たちの裏切りもあり、遂に皇帝は王国を奪われる!地上最強大陸軍を率いた男は退位してエルバ島へ…しかし鉄の男・ダヴ―元帥は皇帝の命令通りハンブルクで籠城していた!?読むだけで歴史が学べる1冊!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
六点
65
前巻末で、ナポレオンは帝位を追われ、エルバ島に落着きます。島の産物である鉄山鉱業所長はツーロンの戦いで知り合っていたと言う、古株の革命派でした。エルバ島の統治について、ナポレオンは極めて熱心に取り組みます。そうはいっても、女周りは上手いこと行かず「一番好きだった女」は急死し、「一番理想の女」はナポレオンのことをケロリと忘れます。そして「一番愛してくれた女」は、ポーランド復活という面倒の種にしかならぬ為、長居ができません。世の中ままならぬ物で。そして物語は百日天下からワーテルローへ動き出します。2022/03/01
オザマチ
6
再読。結局、マリアとは家族になる運命にはなかった。2023/09/26
コリエル
6
会議は踊る。その間に再び牙を研ぐナポレオン。そうしたことが可能な彼の求心力と能力自体が問題でいずれ始末されただろうから、大人しく島の領主を続けるというわけにもいかなかったか。ウィーン会議でのタレイランの活躍で敗戦国フランスが元の領土を安堵されているのだから、彼の非凡さたるやいかばかりか。皇帝が退位してからも要地を死守し続けるダヴーの有能さと融通の効かなさヤバいな。2022/03/02
Myrmidon
4
ナポレオン、このまま余生を送るでも良かったんかもなあ。小領主として島民から慕われ、「うちの領主さまは皇帝だったんだぜ」「ばっか、今でも皇帝なんだぞ」「まさかー」みたいな(笑)。でもまあ、ナポレオン自身も周囲もそれはできないんだろうな。・・・それでもなお、お前の目に、あの城が何よりも眩しいのなら!(突然ベルセルクのイメージがカットインしました)2022/03/09
オ・ノーレ
4
ナポレオンの前妻・本妻・愛人にケリがつく怒涛の三本立て。三者三葉の有様でケリがつくが、結局どれがナポレオンにとって正解だったかわからない。愛を取るか家族を取るか子供を取るかで迷って結局全部取れなかったのが悲しい。戦争アクションがなくても人間ドラマだけでここまで面白い。2022/03/01