ヤングキングコミックス ナポレオン～覇道進撃～（18）

著者名：長谷川哲也【著】

少年画報社（2020/03発売）

• ISBN：9784785966195

内容説明

栄華を謳歌するかに見えたナポレオン時代にもいよいよ陰りが…ロシア戦役で大失敗したフランス軍を狙い、ロシア・プロシア連合軍が攻めてくるリュッツェンの戦いが開始！ナポレオンの策はいかに!?読むだけで歴史が学べる１冊！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[オザマチ]

敗北が続き、味方にも不信感が広がっていく。ナポレオンの姿も、若いころの輝きを無理に取り戻そうとするようで痛々しい。

2020/03/05

[オザマチ]

再読。プロシア国王の気持ちも分かる。ヴァンダムのように開き直れたらどれだけ良いだろう。

2023/09/22

[Myrmidon]

帝国は、終わりだ。各戦線で敗北が続き、千載一遇の勝機も逃す。ちょっと残念なのは、｢なぜナポレオンが負けるのか｣がドラマとして分かりやすい形になってないこと。普通こういうドラマでは、何らかの人格的問題とか、人間関係とか、何かの｢根本的原因｣があって崩壊していく、という物語に落とし込むものだが、このマンガはその部分が薄い。ナポレオンが負けるのは、あくまで伝達ミスだったり判断ミスだったり、なんとゆーか、ドラマチックでない敗北なのだ。いや、安易な｢ナントカ史観｣に陥らないのは高評価ポイントでもあるんだが。

2020/03/14

[コリエル]

軍神の威光は地に落ち、世界各国からの包囲網に晒されるがそれでもナポレオン個人としてはけっこう勝ってるのか。偉大なる才能の残滓はまだあったのだろう。しかし、ロシア遠征のツケはデカい。戦ってすぐ息切れするようでは勝ち目はほぼ無かったな。

2022/03/01

[オ・ノーレ]

侵略戦争から防衛戦争へ。力の衰えを見抜かれて他国から攻められるもなお奮戦するナポレオン。繁栄のあとには衰退が必ずあるとわかる

2020/03/07