双葉文庫<br> 京都寺町三条のホームズ : 11 あの頃の想いと優しい夏休み

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双葉文庫
京都寺町三条のホームズ : 11 あの頃の想いと優しい夏休み

  • 著者名:望月麻衣【著】
  • 価格 ¥561(本体¥510)
  • 双葉社(2019/03発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575521818

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内容説明

葵が大学2年生となった夏。大丸京都店での修業を終え、次の修業までの短い夏休みを『蔵』で過ごしていた清貴のところに、高校時代の先輩・日野が尋ねてきた。最近、勤めていた会社を辞めたという日野を、清貴は永観堂に誘う。「永観堂といえば秋では?」といぶかしむ日野だが…。また、『円生の独白』では、円生の過去が明らかに! 大人気シリーズの魅力が満載の第11弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

177
間奏曲のような巻。これまでの回想を視点を変えながら綴っていく。ここまで来ると、自分がミステリとしてではなく、ホームズと葵ちゃんとのラブストーリーを読みたがっていることは確実だ。すっかり登場人物に肩入れしている。二人とも成長した。年齢は当たり前だが、人間的にもずいぶん変わった印象。半年以上買わずに静観していたので、12巻も出たのを機に、読書を再開。2019/09/30

106
これまでのエピソードを別の人の視点から描く番外編。店長と香織の意外な展開や利休の腹黒さ、敵役の円生の人間臭さ等楽しく読めた。京都ガイドや美術の蘊蓄もあって満足な一冊2019/11/06

hiro

84
題名が示すとおり京都が舞台のライトミステリーということで、このシリーズを読み出して約三年半になる。第10弾からは恋愛色が強くなっていたが、この第11弾ではホームズは葵にデレデレしているだけで、探偵らしい活躍はまったくなく大変残念だった。あとがきによると、この第11弾は『振り返り巻』であり『夏休み回』ということで、『探偵回』ではなかったらしい。恋愛色が強くするだけでなく、ホームズの題名がある作品なのでミステリーの部分は忘れないでほしい。次回は『探偵回』のハードボイルド系ということなので、それに期待する。2019/04/13

真理そら

70
振り返り短編集、イケメンガイド付き京都観光案内ではなく登場人物深掘り編的な短編。円生のイケメン振りと利休との気の合い方がおもしろい。もうこの二人のBL要素があっても驚かない。店長と香織の始まる前に壊れた恋は二人に良い経験だったかもしれない。2022/05/08

万葉語り

68
ここまでのまとめと一休み的な巻でした。円生が敵役ではなくなり、清貴と葵ちゃんのジレジレもなくなってしまうと、物語が根本的に今までと違う方向へと進むのではないかと思ってしまいます。もちろん最後まで読み続けたいとは思うシリーズです。2019-0492019/03/17

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