双葉文庫<br> 京都寺町三条のホームズ : 2 真贋事件簿

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双葉文庫
京都寺町三条のホームズ : 2 真贋事件簿

  • 著者名:望月麻衣【著】
  • 価格 ¥561(本体¥510)
  • 双葉社(2017/01発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575518115

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内容説明

京都の寺町三条商店街の骨董品店『蔵』でアルバイトを始めた女子高生の真城葵。店主の息子・家頭清貴は、物腰は柔らかいが恐ろしく勘が鋭い、ちょっと“いけずな”京男子。ある日、『蔵』に茶碗が持ち込まれる。清貴は、それが贋作だとあっさり見抜くが、やがて清貴の前に稀代の贋作師が現れ――エブリスタ発、大ヒットキャラミスの第二弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

277
京都弁を字に書くと、何となく違和感があるものだ。「よう似合うとる」にしても、実ははっきりと「お」を伸ばさずに「におとる」の方が普通の発音だろう。「におてる」や「におたーる」も可能かな。「て」は着ている人を、「た」は着物に着眼点が置かれている。(ように思うけど、どうでしょう?) こんどの巻は、果たしてミステリと呼ぶべきなのかどうか。ホームズの冒険話としての要素が大きいような気がする。葵ちゃんの存在がどんどん薄くなっていくような気がするので、次の巻では大活躍させてほしいなあ。2015/08/28

夢追人009

181
京都の名所案内と故事来歴に古美術の真贋の謎解きと女子高生ヒロインの胸キュンの恋愛ドラマが味わえる大人気京都ミステリの2冊目です。本書を読んでいてよく出て来るのが最近の若者言葉風の言い回しで、間の抜けた「へっ」、心臓バクバクの「-ッ」。チャラ男俳優・秋人の「ちげーよ」でしたね。今回は1・2・4章が割合に落ち着いた人情味ある話で序章・3・最終章には上品な標準語からえげつない関西弁に豹変する黒ホームズの顔が全開でした。秋人はお笑い担当で空気が和らぎますし、永遠のライバル贋作師・円生との対決が今後も楽しみですね。2019/03/15

yu

173
Kindleにて読了。続けて2作目へ。今回は贋作師との対決のお話。贋作師と言っても、米山さんのように鑑定士に見破られて道を正した人、円生のようにホームズの登場で闘志に火が付いた人と様々。今後、円生との闘いがいくつも訪れそうな予感。ホームズの葵への想いが何のかも気になる。人が死なない平和?なミステリーは箸休め的に読めてよい。2019/11/11

hiro

160
‘いけずな京男’に期待して、このシリーズ第2弾を読んだ。正統派?ライトミステリー。探偵役のホームズこと家頭清貴が、たちどころに‘軟’事件を解決してしまう。ミステリーの内容はもちろんライト級。今回そのホームズに宿命のライバルが登場、もちろん名前はモリア(森阿)ーティ。一度は、ホームズが本当の‘難’事件を解決する長編を読んでみたい。何だかんだと言いながら、第三弾もきっと読みます(笑)。ここで紹介されていた紅葉シーズンの東福寺の通天橋から眺めは本当にすばらしい、おすすめスポットです。2016/01/09

kaoru

133
前作より面白くなってます。ライバルキャラの贋作師が登場し物語に芯が通り、京都の名所の紹介もたっぷりあるのも嬉しいです。シリーズの方向性が決まって、次回作以降も読むのが楽しみになってきました。2016/11/14

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