内容説明
ジウ・イーリンに請われ、美術展での鑑定のために円生、小松とともに上海を訪れた清貴。優雅な上海滞在のはずが、突然、菊川史郎からニューヨークにいる葵の隠し撮り写真が送られてくる。史郎は葵の身の安全を条件に、清貴に、ある絵を盗み出すように言う。清貴は葵のため、そして家頭誠司の汚名を晴らすために立ち上がる――上海とニューヨークをまたにかけた2ヶ月連続刊行、第一弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひさか
126
2020年1月双葉文庫刊。シリーズ13作目。これほどの展開は、シリーズ中、初なのではないかと思うほど、サスペンスフルで、予想もできない到達点だった。続編も次の月には出るとのことで、こちらも楽しみ。2020/08/17
寂しがり屋の狼さん
123
これまで京都を舞台に活躍してきた『京都ホームズ』ですが、ついに海外進出!著者が実際に訪れた上海を疑似体験できる!?(◕ᴗ◕✿)小松と円生の活躍も必見のシリーズ第13弾2025/01/19
雅
113
今回は京都ではなく上海にて。円生が好きになれた回でした。葵がほとんど出てこないのに甘さはシッカリ!ニューヨーク編は破壊力がありそう2020/11/15
hiro
102
ホームズが小松探偵事務所で円生といっしょに探偵の修行していたハードボイルド系11弾に続き、この12弾もホームズ、円生、小松の探偵三人組は、コロナ禍前?の上海への鑑定出張に行き、今回も葵の出番が少なく、徐々にタイトルの「京都寺町」からも離れていくようだ。途中まで、ただブレているのか、いやいや幅が広がってきたのか、今回のホームズは似合わないミッション:インポッシブルのイーサン・ハントのようになってしまうのかと心配した。しかし、京都でなくても、ともに行動しなくても、ホームズと葵の関係はブレないことが分かった。2020/07/14
里愛乍
86
シリーズ13冊目は京都どころか日本を飛び出しての上海編。葵ちゃんとのいちゃつきぶりは抑えめに(いや、やる事はやってるんですが←言い方)今回は男所帯で海外での活躍でしたが、事件は元より円生さんの過去も行く先もしっかり決着を付けてくれました。でも私の今回のヒットは上海に行かなかった秋人くん。「それは、ホームズという友達がいる俺の力だと思っている」こんな風に思える生き方が素敵です。すっきりしました!2020/03/06
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