内容説明
祇園で地下クラブを経営する敦子から清貴に持ち込まれた奇妙な依頼。小松探偵事務所が正式に調査に動き出したが、思わぬ方向に転がり出す。一方、円生は突然、家頭邸で行われる予定の展覧会の開催を中止にしてほしいと言い出した。円生を翻意させようと奔走する葵だが、その裏には……大人気シリーズ、17弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
寂しがり屋の狼さん
105
祇園で地下クラブを経営する敦子から清貴に持ち込まれた奇妙な依頼。小松探偵事務所が正式に調査に動き出したが、思わぬ方向に転がり出す。一方、円生は突然、家頭邸で行われる予定の展覧会の開催を中止してほしいと言い出した…(◕ᴗ◕✿)【見習いキュレーター後編】となるシリーズ第17弾。2025/01/23
ひさか
96
2021年8月双葉文庫刊。書き下ろし。シリーズ17作目。後編だけあって、小松探偵事務所に持ち込まれた事件の謎解きや円生とホームズの覚悟とか大団円めいた仕舞方でした。円生が幼いというか若いのにびっくりしましたが、ホームズ、葵、円生って、そもそも、20代はじめなのでまぁそういうところあたりまえといえばあたりまえですね。2021/09/12
hiro
89
ビブリア、万能鑑定士、タレーランなどの女性がホームズ役のシリーズを読んでいたが、ホームズ役は骨董品店のオーナーの孫・清貴、ワトソン役が女子高生・葵の京都を舞台にしたミステリということに興味を持ち、このシリーズ第1巻を読んでからもう6年も経った。第6.5巻を含めてシリーズ18冊目で、葵そしてあの円生のこの先進む道がはっきり見えて一区切りというところで完結かと思ったがまだ続くようだ。これからは、ホームズから少し離れたところでキュレーター・葵の活躍を期待したいので、このあとも楽しみに読んでいきます。2021/12/11
ばう
68
★★★前巻から続いて祇園の敦子からの弟子の結婚を阻止して欲しいという依頼は意外な展開。『拝み屋さん』シリーズの澪人も登場したのが嬉しすぎる♡それともう一つの柱である円生の展覧会も無事成功してめでたしめでたし、です。葵ちゃんはどんどん成長していきますね。一流キュレーターになる姿が目に浮かぶようです。自分を「呪われている」と思い込んでいる敦子の息子に語る清貴の「呪いというのは自分が自分にかけてしまうもの」という言葉が好き。その通りですよね。清貴、葵、小松達との関わりで自己肯定感が増す円生の未来が楽しみです。2022/05/23
万葉語り
66
シリーズ17作目。小松さんの探偵事務所に娘と恋人を別れさせたいとの依頼が舞い込む。徳島県の神社でもらった水晶のお守りが事件を解くカギになる。一方で葵ちゃんは円生の個展をキュレーターとして企画。神戸切子と円生の風景画のコラボ展、見てみたいと思った。しかしわんこのようなホームズさんにすべて持っていかれた巻でもありました。2021-1462021/11/15
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