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内容説明
インドのストリートに住む数学の神童を捜しにきた燈馬たち。彼を見出した大学教授は強盗に殺されてしまっていた。その背後にはマフィアの抗争が見え隠れし……!?【虹の彼方のラマヌジャン】/1964年の大坂で、興行師の男が車に火を放ち自殺。しかし死体は見つからなかった。男の人生を辿ることになった燈馬たちは、彼の謎めいた人間関係に突き当たる!【ある興行師】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
十六夜(いざよい)
13
「虹の彼方のラマヌジャン」孤児である天才少年アルジャンを学校に行かせようと苦心していたラビイ先生が何者かに殺された。犯人は…。途中の公式が全然納得出来なかった!屁理屈を式にしたような計算式(笑)「ある興行師」最後に怒涛の謎解き。1人3役が本当に可能なのか疑問が残るが、ヤクザ山川の男っぷりが素敵だったので良しとしよう。2017/07/18
getsuki
11
虹の彼方のラマヌジャンは事件そのものよりも裏側に潜む闇が生々しいが、痛みを乗り越えて前に進もうとするラストは爽やか。 ある興行師はトリックの鮮やかさとラストのひっくり返し具合が秀逸。どちらも読み応えがあって面白かった!2017/06/19
陸抗
10
「虹の彼方のラマヌジャン」ラビイ先生は、どうやってもハーディーになりたかったのか。ラマヌジャンの役を押し付けられた方は、プレッシャーだっただろうに。アルジャンは、今後も出てきて欲しい。「ある興行師」この人の生き様を、ドラマにしたら面白そう。ただ、体格とかでばれなかったのかな。2017/09/11
シュエパイ
10
山川鴨助、一世一代の大興行!あぁ、なんて、なんて『おもろい舞台』だったのでしょう!借金の取り立てにチンドン屋を従えていた彼の、想いと姿が最後に日の本へ、いや、大舞台の上にあがってきたようで。もう、なんか唸らずにはいられないって感じなのです!現実は必ず近づいてくるってのも、夢にかけた木戸銭も、かつての物語のエッセンスにあったものなのに、こうまで調理次第でテイストが変わるんだ!って、ビックリしましたヾ(o´∀`o)ノ あー、楽しかった、もう一度よみかえそ 2017/06/20
びぜんや
6
「ある興行師」は、メインのトリック自体はマンガだなぁ~、というか無茶するなぁ~、なんですが、物語を読み進めるにつれて謎が深まっていき、さらに読み進めるにつれて謎がひとつひとつ解けていく、その感触が気持ちいいですね。「虹の彼方のラマヌジャン」はこの作品ではおなじみの、数学を絡めたほろ苦い人情噺。数式のことはちんぷんかんぷんでも問題なく読み進められるリーダビリティの高さがうれしいですね。★★★☆☆2017/06/26
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