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内容説明
MITを15歳で卒業した天才少年・燈馬想が挑むミステリ・パズル!!
204X年、AIが日常生活に浸透した日本。ある日、AIが搭載されたロボットが暴走! 新人弁護士・水原可奈の事務所にもAI関係の依頼が殺到する結果に‥‥。証拠を集めるべく、彼女が向かった先には天才SE・燈馬想がいて――!?《「人がまだ見ることができない」他1編収録》
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
陸抗
22
「その世界」第一の殺人は、珍しくトリックが分かった。犯行の理由が杜撰…。「人がまだ見ることができない」AIだから出来ることだけど、だからと苦痛を伴う事をやらせ続けるのは…。いつか技術が追い付いた時、この問題も出てくるのかしら。2020/07/17
十六夜(いざよい)
13
「その世界」遺産相続の手伝いのために旧家を訪れた想と可奈だったが、相続人が次々と襲われ…。珍しくベタな展開かと思いきや、なんと弁護人まで相続人だったとは。しかし四兄弟+弁護人のうち、二人死亡、一人逮捕だと、遺産は二人に分与されるのか?肝心な部分がはっきりせず。「人がまだ見ることができない」近未来のロボットが普及した世界が舞台。自我が生まれたロボットがルールから外れた行動を取り始める。将来的に現実になるかもしれない内容。ロボットの人格は認められるのかが難題。2020/09/23
leo18
11
再び近未来編の『人がまだ見ることができない』が良かった。自我を持ったAIは人間なのか?2020/02/25
シュレディンガー
11
AIをあんな風に研究に使う、なんていうのは想定外でしたね。2020/02/22
びぜんや
10
「その世界」は実にオーソドックスな見立て殺人。ちょっと薄味な感じがして物足りなかったのが正直なところ。もう少し尺があったほうがトリックを生かせた気がしますね。「人がまだ見ることができない」は秋葉原でAIメイドが暴走した事件がそこに辿り着くのか、辿り着いてしまうのかと戦慄する問題作。謎解きを楽しむ以上に、問いかけてくる倫理の問題に唸りたくなる作品で、読み応え十分です。★★★★☆ それにしても可奈が弁護士資格を持つって、鬼に金棒過ぎるのでは。2020/02/26