Ｑ．Ｅ．Ｄ．ｉｆｆ ―証明終了―（３）

著者名：加藤元浩【著】

講談社（2016/03発売）

• ISBN：9784063925074

内容説明

被害者／犯人は読者！　特別企画「あなたを殺します。」から生まれた2作品を完全収録！　MITを15歳で卒業した天才少年が、幼少時代に巻き込まれた事件とは？　詐欺師の命を別々に狙う3人の女性、その企みの驚くべき結末とは？　シリーズ累計400万部超。希代のストーリーテラー・加藤元浩が生み出した驚天動地の物語、大ボリュームの読み切り2編!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[あやつぎ]

いつの間にか出ているシリーズ。『三人の刺客』は、因果応報というか何というか・・・・・・とりあえず欲をかくのもほどほどに、って事かなぁ。『自転車泥棒』は、小さくても燈馬くんは燈馬くんだし優ちゃんは優ちゃんでした（笑）。燈馬くんの両親がどちらもちゃんと親だったので、結構意外でした。もちろん、良い意味で（＾＾）。

2016/03/06

[sskitto0504]

両親出てきた…警察官の対応はひどいもんでしたが、兄貴。何してんだよ…どちらの話も面白かったです。

2016/03/12

[シュエパイ]

口には出さないだけで、『私が彼を殺した』三重奏な対決と、燈馬君の決着の付け方が、私好みに込み入った展開を見せていて、スッゴくよかった！てんもうかいかいそにしてもらさず、だよね♪そして、自転車泥棒の話は、私が自転車好きなだけに、余計に辛い結末だったな。。。いつぞやの音楽家といい、夢のためにと夢を足蹴にしたら、もう夢をみる資格なんてないんだよねぇ。。。

2016/02/24

[getsuki]

「三人の刺客」はちょっとした想定外が生んだ真相が見事。殺された被害者には全く同情できませんでした、やってる事酷すぎだって。「自転車泥棒」は追い詰められた側の気持ちも分かるし、魔が差しても無理はないかな……と。誰も傷つけず、でもその先に明るさが見えたラストシーンにじんわり来ました。

2016/02/21

[ぽっぽママ]

2作とも面白かった。作品には関係ないけれど読者モデルってどの位本人に似ているのか気になるところです。

2016/02/20