ましろのおと(15)

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ましろのおと(15)

  • 著者名:羅川真里茂【著】
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 講談社(2016/03発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784063925104

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内容説明

雪(せつ)、清流(せいりゅう)、総一(そういち)が個人戦で一堂に会する弘前津軽三味線全国大会。総一の完璧な演奏、神木(かみき)清流(緒方洸輔/おがた・こうすけ)の美しき演奏に続いて、雪の演奏がいよいよ始まる。それは、いつもの雪の音を感じさせつつも、どこか違う音で――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くりり

75
まさか雪が優勝だなんて、松五郎から自分の音に、「開放」から「到達」に...、その上、弘前では若菜ちゃんが覚醒!兄弟対決も近い!!2016/02/23

wata

72
じっちゃの音を受け継いで「融合」して「解放」して優勝。ここまできたって感じです!おめでとう雪さん良かったね!若菜さんも良かった~!兄弟で弾くところ見てみたい(^^)2016/02/25

exsoy

53
解放と羽化。なんかこっちゃまで嬉しくなっちゃう!2016/02/28

すみの

30
対決編。それぞれの大会において澤村兄弟の活躍を見る。特に大々的に名を知られた雪は今後、津軽三味線の新たな時代を作るのだろう。じっちゃ・松吾郎の音を伝える若菜と雪に、偉大な師・松吾郎を懐かしむ。人生まだ半ばだが、若菜、雪、清流、総一の生きざまをぶつけるその音を間近で聞くたびに、言葉にできない震えるくらいの感動を受ける観客は幸せだろう。2016/04/01

はるき

23
上手さに唸る。「赤ぼく」からのファンだが、羅川作品の進化が見られて嬉しい限り。弟の影に隠れた存在だった若菜の開花。紙面から音が聞こえる気がする。2016/10/07

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