ましろのおと(16)

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ましろのおと(16)

  • 著者名:羅川真里茂【著】
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 講談社(2016/10発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784063925586

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内容説明

新章突入! 雪、アーティストデビューへ。ライバルは梅子&若菜!? 弘前津軽三味線全国大会での優勝から3か月。雪は“竹の華”常連の金城から音楽事務所へと誘われる。一方、青森、金木の大会を制し「もう一人の日本一」となった雪の兄・若菜の周囲も俄かに騒がしくなり…。表舞台に立たずにこの世を去った名人・澤村松吾郎。今、その血をひく二人の孫が世に出る時が来た――!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くりり

73
松吾郎と八重のなれ初め話からの、梅子の若菜プロデュース、訳の分からんCDは売れるけど、それでいいのか?7年は長いなぁ...雪たちは弱小プロダクション、舞ちゃん参戦で苦労するのか(笑)2016/10/30

exsoy

68
話題になるためには実力以外の部分で話題性がいるってのは真理だろうな。ただ出してもそもそもショップに並ばないだろうし。2016/11/06

てん

68
行きつけの本屋さんのツィートで本日発売!を知る。前巻からがらりと変わって、雪と若菜の祖父である松吾郎の話から。そうか、それで梅子がああいう顔なのか。梅子プロデュースによる若菜売り出し。雪には売れないプロダクションのプロデューサーからオファーが。津軽三味線をメジャーなものにするために悪戦苦闘している、と思いたい。どちらかというと雪よりも若菜や梅子の方が気になる。2016/10/17

wata

63
お祖父ちゃんの馴れ初め話。梅子さんはなんでああなったの(^^;?若菜さんは売れまくってるけど本当の音を殺してまで、いつまで若菜さんが保てるかなぁ…気の毒な気が。2016/11/02

nyaoko

49
松吾郎と八重のエピソードがとても良かった。会うべくして出会った2人なんだと思わせる。貧しさの中に寒さの中に、ずっと寄り添って生きた2人なんだろう…でも、その2人から生まれた梅子の逞しさと言うか、貪欲で傲慢な姿は2人の過去より凄まじい。全身からパワーが漲るよなぁ。そしてあの母から生まれた息子二人、若菜と雪。この穏やかな性格は誰に一体似た?姿を見せない父親?それに7年と言う期限付きも気になるなぁ。2017/01/19

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