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内容説明
遂に開幕した、津軽三味線甲子園「松吾郎(まつごろう)杯」。初日の団体戦に燃える雪(せつ)たち梅園(うめぞの)学園の面々だが、その目の前で梶貴臣(かじ・たかおみ)が率いる大阪、荒川潮(あらかわ・うしお)の福岡、そして青森の田沼舞(たぬま・まい)たちのチームが苛烈な演奏を見せ付ける! 皆が不安や緊張を覚える中、雪は静かにゆっくりと気持ちを高めていた。「やる気はピークさ達してる」その雪の言葉に勇気付けられ、梅園学園は遂に団体戦のステージへ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
エンブレムT
113
前巻で登場してきた新キャラたちが、さっそく良い味だしてます。演奏描写が丁寧で、しかも違う方向に魅力的に描かれてるので、楽しんで物語を追えました。・・・ストーリー自体は進んでないけどね(笑)・・・この巻は、団体戦ならではの着地点に納得のため息をついてる間に、めっちゃドロドロな梅子たち大人組の事情がサラリと暴露され、ビックリしてると同時に個人戦へ突入~って感じで・・・。「うぉ、またこんな良いとこで『続く』なんだ!?」と呻きながら本を閉じました・・・。2013/03/09
exsoy
48
団体戦はよくやったと思う。全員のレベルがもう少し高ければ…涙が出るっていうことは先を目指せるっていうことだね。2012/06/18
まりもん
41
レンタル。遂に雪達の団体戦の演奏。緊張をほぐす雪はまさにジゴロ。演奏が始まり若菜と梅子が雪が目立たないことにイライラを募らせるところは兄バカ親バカだね。えもラストの方で雪が頑張ったところは会場も皆引き込まれた。順位は舞達に負けて3位だったけれど、審査員特別賞を受けたことで会場の拍手を受けた梅園学園はある意味勝者だよね。2013/12/05
ネロ
35
このシリーズを読んでて初めて鳥肌の立つ思いをしました。やっと彼らの舞台の幕が上がり、団体戦本番の梅園学園。海人の一の音が見事なハッタリをかまし、みんなを引っぱりリズムを作る。そして雷先輩の太竿が、長唄を奏で場を高揚させる。そしてラスト45秒。ここまで影にまわっていた雪が会場の空気を変える..。今まで独りだった雪が、周りの音を聴き、合わせ、初めて「人に聴かせるための音」を出しました。息が苦しくなるような、思わず体に力が入ってしまうな緊張感と臨場感が見事に伝わってきました。くぅ〜!個人戦が非常に楽しみです! 2012/06/20
佳蘋(よし)
30
試合も熱いけど、私的に父親のことで全部持っていかれた・・・。いやはや、まさかここまで複雑な事情だったとは・・・っ。どうなっているのそこ!2012/06/28