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内容説明
【無料試し読み閲覧期間2024/3/15~2024/3/28】
雪(せつ)も入部して、遂に始動した津軽三味線愛好会!雪の母・梅子により設立された「津軽三味線甲子園・松吾郎杯」(!!)に向け練習を始める。しかし、部員が集まらなかったり、指導者がいなかったりと前途多難。三味線を弾く意味を見失ったままの雪は……。――リアルに表現された三味線の躍動感!津軽三味線青春ストーリー!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
エンブレムT
101
汗と涙と心の交流も描かれてて、少年誌らしいワクワク感がありました。なんてったって目指すは『津軽三味線甲子園』!まずは部員集めから!!ほぼスポ根のノリですな(笑)そして新キャラも濃いw・・・この巻は、雪が人と競う事をせずに育ってきたゆえの未熟さと真っ直ぐさが伝わってくるエピソードが満載。自分の奏でたい音がわからず、苛つく心を叩きつけるような演奏シーンにはゾクリ。舞う桜を人々に見せる穏やかな演奏シーンもイイ。彼の奏者としての伸びしろの大きさが感じられました。・・・でも一番気になるのは、梅子の夫の存在(笑)2011/07/14
呉藍
62
つ、ついに人気のオネエ系が……/なんだか同好会としていい感じになってきたじゃないですか。衝突と歩み寄りは青春の醍醐味ですよねww お互いのことを理解し合うって大事です。そういう意味ではまだまだ、雪自身を理解してくれる人間は少ないなあ。/いや、それにしても梅子! あの厚かましさが最高に好きだ! 私は「へば」ではなく「んだば」って言いますけどね(笑2011/05/04
まりもん
61
レンタル。三味線甲子園って梅子さんやるなぁ。親ばかでこんな大会を作るなんてお金があるって凄い。でも団体戦出場の為には1人足りない。そこに雷が参加してくれてやったねと思ったら海人が退部しそうに・・・。でも勝負して海人が戻ってきて良かった。2012/09/19
蝶よ花You
54
読んでいてふと思ったのですが、題名である「ましろのおと」の「ましろ」って、「真っ白」の意味ですかねぇ。読む前は「ましろ」という人が主人公の作品かと思っていましたが、今のとこ「ましろ」と名の付く人はいませんし、作中で雪が祖父の音を目標にしてきたけど、祖父の音がしがらみになってしまっているという表現があったので、それらを払拭して真っ白な自分なりの自分の音を作り出していく、という作品なのかと...。あと、雪の白さを掛けてって感じでしょうか。真実はわかりませんが(笑)2014/05/25
exsoy
39
前巻ほどの熱さは無いが、染み入る2011/04/18