内容説明
葬儀をだしていた男が殺された。死んだはずの商家の隠居は葬儀の最中に刺し殺され、本当にあの世に送られてしまったのだ。文之介と勇七が調べたところによると、いたずら好きの隠居は、自分の葬儀を眺めて、どんな人が来てくれるのか、確かめたかったのだという。さっそく、探索をはじめたふたりだが、今度は定町廻りの先輩同心が殺されて……。シリーズ第12弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
蕭白
6
お奉行が殺された割には・・・って感じでしたが、文之介の成長が頼もしいです。2015/10/24
nyaboko
4
箱根のとある村が皆殺しにされた。一方江戸では奉行が殺され奉行所が焼かれてしまう。前半の仕込みに対して解決があまりにあっさり淡泊。あと文之介とお春との恋愛が「とってつけただけ」なのがちょっと。。。丁寧に扱うか、それとも全く書かないかのどっちがにしてくれないかな。そんな中丈右衛門と藤蔵とのやりとりが心温まって微笑ましかった。2013/04/05
goodchoice
1
私が読んだのは光文社版だった。文之介がついにお春に求婚し、メデタシ、メデタシ。2022/07/22
さらちゃん
1
唐突な導入とストーリー展開。役人より使える子供。ちょっと無理があるし、暗闇で守りながらの剣術。最後はハッピーエンドだけど、無理矢理感が否めない。2015/01/31
kazukitti
0
一村全員殺戮、奉行所焼き討ち、町奉行殺害とか到底有り得ない規模の事件起こしてこのまとめはどうなのかw どれかひとつで十分だろうよw デカいイベントの割に尻窄まりなオチ、取ってつけたような犯人サイドのモノローグで広げた風呂敷強引に丸め込むとか色々杜撰すぎるだろう、これはさすがにwww こんな動機でこんな連中にあっさりやられるなんて奉行所の役人ボンクラしかいないのか？って。まーもーそーゆーの気にしてはいけない作風なのは分かってはいるんだけど。キャラのエピソード進行としてはハイハイおめでとうございますw2015/03/02
