内容説明
殺しの探索から帰ってきた同心の文之介は、好いている大店の娘お春に縁談が持ち上がっていると、隠居の丈右衛門から聞かされ、気が気でない。落ち着きを失くした文之介を心配する中間の勇七……。そんな折、手習所の弥生に闇の手が迫る! 人気時代小説シリーズ第五弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
蕭白
4
文之介のキャラがいい感じに描かれています。2015/10/22
nyaboko
4
このカッコ悪さが文之助のいいところwwww まあでもお春さんとうまくいきそうでなによりです。まぁ、無事結婚するまでも長そうですけどね。今回は弥生先生がらみ事件。……まさか勇七がかどわかされるとは! そして助けた方が泣いちゃう辺り文之助らしくて好きです。今回は丈右衛門の父親として息子を守る姿がカッコ良かったです。2013/03/03
kazukitti
2
前巻飛ばしちゃったみたいで、お克が痩せたとかお春とこじれたとかその辺が最初よくわからなかったけど、この巻の主筋とはそれほど問題なく読めて、そこらの恋絡みの流れは事件解決と共に一応はひと段落っぽいかった。勇七はともかく、親父の方もまだ一つ二つは波乱はありそうだけども。あと、もう鈴木スタイルで飲み込むというつもりはあっても、あんだけ阿吽の呼吸の文之介勇七コンビがあんな騙され方するかね?とか、以前あれだけヘトヘトのバトルしてた親父が颯爽登場とかのこのインフレというか主人公補正どうなの?とかは思った。2015/01/12
すぴか
1
それぞれの恋愛相関図に変化ですね!お春の見合い話や弥生さんが事件に巻き込まれるお話でした。丈右衛門がとても強いことがわかりました。(初版:2006.2.15)2012/06/08
さらちゃん
0
えらいぞ、文之介2015/01/17