内容説明
祝言を挙げた文之介とお春。人捜しや探索を生業に一軒家を借り、お知佳とお勢とともに暮らしはじめた丈右衛門。幸せに浸るのも束の間、長屋の家持ち宮助が殺された。うらみを買うような人柄ではなかったが、つきまとっていた男がいたらしい。調べるうち、宮助が三つの長屋を持てるほどの金がどこから出てきたのか、気になってきた文之介は……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
蕭白
6
無事に祝言も終えて、タイトル通りの1冊でした。2015/10/24
わたしは元気
4
面白い。 勇七とのやりとりが、楽しい。2021/11/27
さらちゃん
1
一度傷ついた評判は取り戻せないが、一度染み付いたうまい汁はなかなか手放せない。いつもながら、最後は呆気ないが、善き事も多かれ2015/02/14
kazukitti
0
表紙が文之介とお春かと思ったら、もう何か結婚近辺の日々のドタバタなんかはなくサクッと済ましちゃったのがちょっと残念なような。散々引っ張ったんだからもうちょっとその辺の描写あってもいいような。そういや堪兵衛シリーズもサクッとすまして、ワイフの出番が無くなったもんな。子供が生まれたあたりにちょっとあったか。メインエピソードはいつも通り、後半にドドドッと慌てて風呂敷引っ括めた感じだったかな。こう時代劇で大体40分くらいになると、あーそろそろチャンバラシーンだねー的な安定感というか。2015/03/25
ササ姉
0
丈右衛門の若かりし頃が見てみたいなーとつくづく思う。2010/01/27