内容説明
苦手なお克とついに食事をすることになってしまった文之介。頭が痛いとはいえ、瀬戸物屋に這入った盗っ人も捕えなくてはならないし、子供の掏摸も探さなくてはいけないしで……。八方ふさがりの文之介は、一体どんな智恵をしぼるのか? 大人気時代小説第四弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
蕭白
4
子どもたちが更生の道に進んで良かったです。2015/10/22
kazukitti
3
この巻飛ばして読んでたんでオチを先にわかってたのがちょっと勿体無かったかなw 前巻で一応のケリがついてるんでこの巻は新しいエピソードのスタート、前フリのあった子供の掏摸と瀬戸物屋の泥棒の話。お克のダイエットの原因がわかって納得。人の良さ=スレてないってコトだろうけど、文之介の未熟なコトw つっても当時と今を比べるのはなんだけど、今なら学生気分の抜けてない新入社員くらいと考えればこんなもんかもしれずw それ故の感情移入とか熱血人情捕物って体になるんだろうけど、TV時代劇に慣れた年代にはちょうどいいのかな。2015/01/13
nyaboko
3
文之助の男としての正直さがwww お克さんは顔立ちは綺麗なんですねぇ。女で彼の悪い面が全面に押し出された一方で、子供のスリ事件は彼の良さが出ましたね。落ち着くところに落ち着いてよかったです。ただこのネタはもう使えないから、同じような子供がらみの事件の際にはどうするのかしら? そしてうどん屋の親父の懐の深さにしみじみとしてみたり。2013/03/03
かじゅみぃ
1
子どもの掏摸が解決して良かったー やっぱりおいしい蕎麦が食べ、おいしいお茶を喫したくなりますね。2013/02/18
M2
1
相変わらずお蕎麦とうどんが食べたくなる。子供たちの件がとりあえず解決してよかった。丈右衛門さんと又兵衛さんの会話が好き。2010/12/23