講談社学術文庫<br> ベーダ英国民教会史

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講談社学術文庫
ベーダ英国民教会史

  • 著者名:高橋博【訳】
  • 価格 ¥1,265(本体¥1,150)
  • 講談社(2015/01発売)
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  • ISBN:9784061598621

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内容説明

古代ローマ時代から8世紀初めまで、アングル人、サクソン人、ジュート人、そしてさまざまな侵略者たちは、いかにしてイングランド人として統合されていったか。初代カンタベリ大司教アウグスティヌスを始めとする伝道者たちの行跡、殉教者の苦難、さらに世俗権力の興亡を活写し、「イギリス史の源泉」と称される尊者ベーダ畢生の歴史書。アルフレッド大王版で読む待望の新訳。(講談社学術文庫)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

刳森伸一

3
ローマ帝国撤退後のいわゆる七王国時代に書かれた歴史書。エウセビオスの歴史書と比べると、世俗と宗教のバランスが良いが、それでも世俗史(政治史)ではない為、七王国の関係など、よく分からない点も多いのが残念。その一方で奇跡や異界巡りなどの宗教的なエピソードが豊富。殉教がほとんど語られず、聖人信仰が前面に出ているところが興味深い。ちなみに本書はアルフレッド大王版、つまりラテン語の原書を英訳したものの翻訳で原書の一部が省略されているとのこと。できれば原書からの翻訳が欲しい。2017/09/09

ankowakoshian11

2
ローマ帝国が撤退後のイギリス七王国時代のイングランドの教会史。異端と異教徒に関する排斥っぷり(偶像崇拝やめたまえ)が多い多い。それに伴う聖者伝と天国からの呼びかけ等の奇蹟の記述。素晴らしい宗教ですみな主を敬い清く正しい行いをしましょう、という圧というか記述者のベーダさんの信仰への熱量が凄い。頁をめくっても捲っても、聖人と間違いを正される王とか教会建設、死去の際の天からの光の話だったので、ラストに至る頃には聖人もういい……となったものの時々、それ幻覚では?という話がしれっと交じるので油断がならないw2022/05/12

しいかあ

2
ローマ帝国が撤退した後のイギリス七王国時代に書かれたイングランドの教会の歴史の本。元々ラテン語だったものをアルフレッド大王が英語に編訳したもの。気合を入れて読み始めたはいいけど、地理も国名も人名もほぼ知識0で始めたもんだから字面を追うのが精一杯。まだちょっと自分にはレベルが高すぎたみたい。ケルト系修道院とカトリックとの間に確執があったらしいという話は聞いていたけれど、まさか復活祭の日程ごときで揉めに揉めていたとは。くだらねーと言いたくなるんだけど、復活祭の日程ってそんなに重要な意義があったの?2013/04/23

T. Tokunaga

1
聖人伝と世俗の歴史が、詳細でありつつコンパクトにまとまった良書。一読の価値あり。特にオズワルド王の治世などは感動的である。ただ、聖アウグスティヌスを教父アウグスティヌスと混同する注記はやめてほしいんだ。2023/06/13

rbyawa

1
なかなか愉快なおっちゃんだったかと思います、宗教家だってのに「間違ってても私のせいじゃないからね!」には若干びびりましたとも。女性についての記述は良かったなー、まあ些か、男が悪いんじゃ男が、という気概が裏に感じられないでもないでしたが。てか、キリスト教伝来以前からのブリテン島に関しての本なんですが、、、キリスト教を特に崇める気があるわけではないのかな?(すでにこの時代に皮肉の成分が感じられたんですが)

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