全集 日本の歴史 第6巻 京・鎌倉 ふたつの王権

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全集 日本の歴史 第6巻 京・鎌倉 ふたつの王権

  • 著者名:本郷恵子【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 小学館(2014/11発売)
  • GWに本を読もう!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~5/6)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784096221068

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内容説明

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院政期から、鎌倉幕府の誕生とその滅亡までを描く。公家政権の暴力装置に過ぎなかった武士が、いかにして権力の中枢に食い込んだのか。権力を握った幕府は、なぜ朝廷を滅ぼして唯一絶対の地位を求めなかったのか。そして、「武家の棟梁」として誕生した幕府が、どのようにして日本の統治者としての自覚に目覚めていったか……。こうした疑問の背景には、殺生と信仰の狭間で苦悩する武家の姿や、原理原則を柔軟に現実世界に対応させていく公家たちのしたたかな生き様が隠されている。公家と武家、京と鎌倉を対比しつつ、以後700年に及んだ日本独自の二重権力構造の源泉を探る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

32
武家の時代の始まりから鎌倉時代の終わりまでを書かれています。京都と鎌倉の武家と朝廷の流れをうまく描いてくれています。ほかの歴史の本ではないようなというか私が見落としているのかもしれませんが商取引なども詳しく載っていてそれなりに役に立ちそうな気がしました。2014/11/21

小鈴

16
巻末の「全国を統治する政権が生まれ、そして滅びるという出来事自体が、わが国でははじめての事件だった」に胸アツだ。武力集団が勃興し、それを朝廷が利用するもののついには制御できず、結果的に頼朝の下に集合して鎌倉幕府が成立。王権は二つに分裂するが、なんと幕府の将軍も三代で血筋が絶え執権政治へ。頼朝は貴族武士だったが、貴族ではない北条氏はカリスマ性に頼ることはできず、選択した統治法は道理と合議体制であった。将軍-執権関係は天皇-摂関関係の相似。公家政権は衰退しても絶えることなく、武家政権は再組織化されていく。2017/04/17

鐵太郎

9
院の権力を支えたものはなんだったのか。これが保元の乱、平治の乱を通じて平家政権に受け渡されたのか。信西の目指したものは何か。為朝の失敗とは何か。清盛の気配りとは何か。後藤原氏の成り立ち。義経はなぜ二度までも奥州を頼ったのか。頼朝はどのように京の政権と妥協したのか。北条氏はどうやって御家人の忠誠を勝ち得たのか。千葉氏の存在は何を意味するのか。日蓮はなぜ現れたのか。蒙古襲来とはなんであったのか。幕府はどう戦ったのか。その後歴史はどう変わったのか。歴史は面白いねぇ。2008/09/05

shiggy

5
鎌倉時代の総まとめという感じでした。鎌倉幕府後期の北条氏執権時代が複雑でわかりにくかったのが少し理解できた。 公卿が実権をにぎっていた時代は終わり、武士の時代に入っていく。幕府と朝廷の関わり方がなかなか興味深かった。2020/11/30

へたれのけい

5
時代の大まかな流れを理解していない為、ついていくのが精いっぱいと云った読書でした。それでも読めたのは、この全集の切り口の面白さにあります。2018/01/04

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